2020.04.06PR

恋愛には無関係。だけど男性にとっては「彼女との恋愛においてとても大事」なコト

どうもあかりです。
恋愛において、外見的な好みとか、キスやエッチの相性とか、そういう「恋愛的」な要素の重要性は否定できません。

ですがそういった「恋愛的」な要素のマッチングがうまく行っているからといって、必ずしも成功するわけではない、というのが大人の恋というもの。
これって仕事とよく似ていますね。

「好きなこと」を仕事にできたら素晴らしいし、それだけで100%満足できるようにも思えるけど、実際には「仕事自体の楽しさ」だけじゃなくて、ひょっとしたらそれ以上に、同僚の人柄や性格、オフィスの場所、周辺のランチ事情といった、仕事そのものとはあまり関係がないはずの「職場環境」によって、今の仕事の満足度というのは大きく左右されるものだというのは、みんなもよくご存知でしょう。

これと同じで、恋愛も、実は「恋愛には直接は無関係」なことでも、実は交際がうまくいくかどうかに大きく影響する要素ってたくさんあります。

そこで今回は、【男性目線】で、「恋愛には無関係だけど、彼氏にとってはとても大事なコト」についてまとめてみましたので、ご紹介していきたいと思います。

「LINEの使い方みたいなのって、今の時代だとコミュニケーションの基本みたいなところがあるから、この辺の価値観というか考え方が共通してることってすごく大事だと思う」(メーカー/25歳)

自分と彼氏が、それぞれ、恋愛とは関係なく「LINEに対してどんな価値観を抱いているか」って、たしかにとても重要なポイントだと思います。

具体的には、まず「誰かとLINEをしているとき、どんなふうにメッセージをラリーするか」という点が挙げられるでしょう。

たとえば彼女が「LINEが来たら、既読スルーしないですぐに返信してしまう。こんな感じで、カジュアルにポンポンとラリーを弾ませる」という価値観を持っていて、反対に彼氏は「LINEは自分のペースでやる。

意図的に既読スルーをするわけじゃないけど、読んだらすぐに返信はしないし、自分が返したいときに返信する」という価値観を持っている場合には、きっと交際中、LINEを巡って何度かけんかや言い争いが起きそうです。

これがまさに「恋愛とは関係ないけど、交際において大事」である理由ですね。
もちろん、付き合った瞬間からふたりのLINEに対する価値観が全く一緒ならラッキーだけど、そうじゃないことの方が多いでしょう。

なので、一度冷静に「私と彼氏って、LINEの使い方、同じかな?」と考えてみて、もしもそこにズレがあるようであれば、せめて「ふたりの間にズレがある」という事実だけはお互いに話し合って共通認識化しておくことが望ましいです。

この共通認識があるだけで、たとえば「なんでもっと早く返信してくれないのよ~!」みたいなイライラがなくなるので、カップル間での、LINEにまつわるトラブルがグッと減るはずです。

「偏見かもしれないけど、彼氏が仕事大好き、超忙しい男で、彼女が仕事大嫌い、毎日定時で帰れてハッピーな女性で、そのカップルがうまくいくイメージがつかない……」(エンジニア/26歳)

いえ、「偏見」ではないと思います。
私もこの点は、いろいろなカップルを見ていてすごく強く思います。

一言で言うなら「忙しい人と暇な人」のカップルはうまくいかないということです。
なぜでしょう。それは、「忙しい人」と「暇な人」の恋人に割くことができる時間の量、私生活における恋人の心理的な優先度、が全く違うからです。

だから、「忙しい人」からすればできる限り恋人を優先して、デートの時間も目一杯割いてあげているはずなのに、「暇な人」からするとそれでは不十分に感じて「私のこと好きじゃないの?」みたいな不満が募ってしまう。

もしも、あなたと彼氏との関係が「忙しい人と暇な人」である場合には、簡単にこのギャップを埋めることはできないと思いますが、せめて次の2つのことだけは心にとめておきましょう。

1つ。先ほど紹介した、「忙しい人」と「暇な人」とでは、恋人に割くことができる時間の量、それから私生活における恋人の心理的な優先度、が全く違うこと。

2つ。この違いを、「好き」の気持ちで埋めてもらおうとしないこと。
「忙しさ」のレベルが違うというのは、「遠距離恋愛」のようなものなんだと認識しましょう。

県をまたいだカップルが、「好きだったら、いますぐに会いに来て」とか言ったりすることなんてできなくて、また「会いに来てくれないから好きじゃないんだ」なんて思うこともできないのは当然のことです。

片方が他方よりもめちゃくちゃ仕事が忙しいというのは、文字通り「別世界に住んでいる」ようなものですので、これくらいの気持ちを持っておいた方が変にトラブルにならずに済みます。

「ふたりの理想の『土日の過ごし方』がマッチすることって、何気に付き合ってから地味に大事だと思う」(飲食/23歳)

たとえば彼氏が「土日は基本ゆっくり過ごしたい」と思っているのに、彼女が「土日はなるべく出かけたい」と思っているようなのって結構ありがちです。

たしかにこれも、お互いの理解がないと、「なんで私をいろいろなところに連れて行ってくれないの?」「なんで休みの日なのにゆっくり休ませてくれないの?」という感じのすれ違いの原因になってしまいますね。

結局、恋愛も広い意味での「余暇の過ごし方」のひとつですから、それぞれの人が理想に思う「休日の過ごし方」の枠内で楽しもうとするのは当然のことです。

では、もし片方がアクティブ派、他方がインドア派だった場合に、この違いをどうすり合わせるか。これはもう「順番」以外にはないでしょうね。

「今週はおうちでゆっくり過ごそう!私なんか適当に料理とか作っちゃおうかな♡でもその代わり来週は私が行きたいところに連れてってくれたりしたら超嬉しい~!」みたいな。

相手の気持ちも考えてあげてしっかりと譲歩しつつ、でも自分の希望はきちんと伝えて、甘えてあげられる。こんなのってかわいすぎます。

「前に『人の時間を平気で奪う人』と付き合って、全然ダメですぐに別れた。それ以来、これは恋愛とは直接関係ないけど、付き合う人を選ぶにあたってすごく重視するようにしてる」(ウェブ系/26歳)

さっきのお話とも少し関連するけど、恋愛って要するに「ふたりがお互いに自分の時間を相手のために使うこと」によって成り立っているものです。

だからこそ、「相手の時間をもらうこと」に対して悪い意味でナイーブな人は、少し苦労してしまいます。

たとえば、平気で待ち合わせに遅れてしまう人。こういう人は「5分くらいならいいじゃん」とすぐに言いますが、「よし、時間通り!早く会いたい!」と思ってオンタイムで到着したのに、相手が全然現れなくて、「こんなに楽しみにしてたの自分だけだったのかな……」と思いながら待つ5分は、ものすご~く長いです。

また、「電話しよ♡」と言って電話の中で自分の愚痴ばかり聞かせてしまう人。「楽しい話をして、元気をもらってから寝たいな!」と思って応じてくれた恋人の時間を、ただの「無料お悩み相談室」に使ってしまうことは罪です。

「人の時間を奪うこと」に対して鈍感じゃいけません。
どんなに些細な時間も、「私のために彼氏が割いてくれた大切な時間」という意識を持ってあげることが大切ですね。

「付き合っていると、『ごめんね』と『ありがとう』っていう当たり前のことが当たり前のように言えることって、すごく大事だなぁって日々思います。女子力とか男子力とかそういうのよりもはるかに大事」(公務員/28歳)

世の中には、どうも「ありがとう」とか「ごめんね」を伝えることを"負け"と思っている人がいるようです。男性女性限らず。

ですが、明らかに、恋愛や友人関係などすべての人間関係において、「ありがとう」や「ごめんね」は言うが"勝ち"ですよね。

恋人間のすれ違いやイライラや不満なんて、たいていどれも取るに足らない、それこそ犬も食わないような些細なことばかりで、「ごめんね」と言ってしまえばまるごと全部解決してしまうようなレベルものばかりです。

そして、恋人同士には「好き」という前提がありますので、「ありがとう」の一言だけで、仕事で行ったらお給料一か月分くらいのやりがいや幸福感、満足感を得られます。

そう考えたら、「ありがとう」や「ごめんね」は、言えば言うだけお得な言葉だと簡単に分かるはず。

正直、恋人のこれを伝えるのが苦手かも……という人は、これを機に少し考え方を変えてみてもらえると嬉しいです。

最後は、直接私からご紹介しますね。
「一番幸せって感じる瞬間」と「一番面白いって思う瞬間」の2つがマッチングしているカップルって、絶対にうまくいきます。

「趣味が一緒」なんていうのは、ハッキリ言って些細でどうでもいいことです。
「幸せ」と「笑い」のツボは、それよりももっと本質的なこと。

たとえば、高級レストランで食事をするのもそれはそれでいいけれど、ふたりで一緒にコンビニで買った肉まんを「はんぶんこ」して食べるのが一番幸せ、とか、ふたりで動画やテレビを見ていると、いつも同じところで笑ってしまう、とか、そういう共通点があると、お互いに「この人だ!」と直観的に感じてしまうものです。

たしかに、「幸せ」と「笑い」のツボといったものは、意識や努力によってすり合わせることができるものではないけれど、私の経験上、ふたりでたくさんいろいろなことを経験しているうちに、だんだんとツボが似通ってくるので、大丈夫です。
ちょうど、仲のよい友達同士の間に「内輪」が形成されるのと同じ要領ですね。

なので、「幸せ」と「笑い」のツボが同じになるように、彼氏といろいろな場所に行ったり、いろいろなものを食べたり、いろいろなものを観たり、いろいろなことを話したりしてください。

ということで今回はこの辺で。またお会いしましょう。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)

関連記事