2020.04.28PR

彼と一緒に、身体だけじゃなくて心まで満たされるエッチをしよう

どうもあかりです。
きれいごとを抜きにすれば、カップルにとって「エッチ」というものが、「気持ちよさ」のために行われるものであるということは否定できません。

ただ、愛し合うカップルにとって、ここで言う「気持ちよさ」とは、単に、性欲を満たすだけの身体的な快感にとどまらず、心の奥まで満たされるような精神的な満足感・幸福感を意味するものであるはずです。

実際に私たちにとっても、「心まで満たされるエッチ」かどうかは、エッチをしているだけですぐにわかるものです。

セフレやそこまで好きではない相手、あるいは逆に自分のことをそこまで強く想ってくれていない相手とのエッチでは、「あぁ、愛がない……」と直感的に察してしまう。

逆に、愛のあるエッチは、エッチを通じてお互いの愛情を確認し合い、そして高め合い、エッチが終わった後、エッチをする前よりももっとラブラブな関係になれるような素敵なものです。

ぜひ彼と、身体だけじゃなくて心まで満たされるエッチができるようになってほしいので、そのためのコツやポイントを、この記事ではいくつかご紹介していきたいと思います。
動物と人間の一番大きな違いが「言葉を話すかどうか」だとしたら、動物的な本能に従う性欲目当てのエッチと、心まで満たされるエッチとの違いも、「言葉があるかどうか」になるはずです。

「気持ちいい」と伝えることの大切さ


彼とエッチをするときのことを思い出してみてください。
静かな暗闇の中に、彼の吐息と、あなたの言葉にならない喘ぎ声が混ざり合っているだけ……ではありませんか?

そういったエッチが「悪い」というつもりは毛頭ありませんが、ただ、「惜しい」です。
ぜひ、お互いに「気持ちいい」と伝え合うエッチを目指してみてください。
ただ喘ぐことと、「気持ちいい」と言葉にすることは、全く似て非なるものです。

世の男性からすると、自分のエッチがあまりにも下手じゃない限り、そして、彼女があまりにも強烈な"マグロ"じゃない限り、「エッチしてるんだから喘ぎ声くらいは出すよね、普通」という認識です。その意味で、あなたが喘ぎ声を出していることそのものには、それほど特別な価値や意味はないのです。

しかし、「気持ちいい」は全員が全員言うわけじゃありません。
それこそ「本当に気持ちいい」場合にしか言わないだろうと男性は思っていますから、あえて言葉で伝えてあげることには大きな意味があるのです。

そして彼女がこれを伝えてあげれば、きっと彼も真似をして、たくさん「気持ちいいよ」と言ってくれるようになります。無言の暗闇に吐息と喘ぎ声だけが響くエッチより、「気持ちいい」が行き交うエッチの方が、断然、心が満たされる気がするでしょ?

「かっこいい」「かわいい」と褒め合おう

エッチになると、どうしても「快感」の部分に焦点があたりがちですが、快感だけなら、身体だけ満たされるエッチでも得られます。

だけど、彼氏が彼女を「かわいい」と思う気持ち、彼女が彼氏を「かっこいい」と思う気持ちは、お互いを好きでなければ、生まれないものです。

だからエッチのときには、「気持ちいい」だけじゃなく、「かわいい」「かっこいい」とお互いに言い合う関係になれたらいいと思います。

すでに彼があなたのことを「かわいい」と言ってくれているのなら、あなたもそのとき、「〇〇君も、すごくかっこいい」と言い返してあげてください。

また、彼があまりそう言ってくれないとしたら、まずはあなたから「かっこいい」と伝えてあげてみてください。そうすると彼も気分がよくなって、あなたのことをたくさん「かわいい」と褒めてくれるようになるはずです。

「名前」効果

エッチをするとき、彼とお互いに名前を呼び合っていますか?
エッチに限らず、「いやいや、目の前にいるし、というか他に誰も呼びかける相手なんていないんだから、わざわざ名前を呼ぶ必要なんてないよね?」というシチュエーションで名前を呼ぶことは、とても強い愛情表現になるということは覚えておいて損はないでしょう。

想像してみてください。彼とふたりきりで部屋にいるとき、彼があなたの目を見て、あなたの名前を呼んでくれたとします。この瞬間、あなたはきっと、彼の「好きだよ」という気持ちを感じ取ることができるはずです。

だからエッチでも、お互いの名前を呼び合うことで、心の中まで満たされていくことができます。ぜひ彼と一緒に試してみてください。
「エッチ」というからには、お互いの大事な部分が繋がり合うのは当然のことです。
これはあくまで最低限に過ぎませんが、愛情のない者同士の、それこそ身体だけ満たされればそれで満足なエッチであれば、これさえあれば事足りるでしょう。

ですが、愛し合う者同士が、心までしっとり満たされるエッチをしたいと思うのなら、たったの"一か所"が繋がっているだけじゃ足りません。もっともっと、出来る限りたくさん繋がり合わなければ。

手を繋ぐ


「しながら手を繋ぐ」。
これをぜひ、自分からやってあげてほしいと思います。

男性からすると、エッチの最中に彼女から手を繋いでくるというのは、「気持ちいい」「もっと深く濃密に繋がりたい」「大好き」の3つの気持ち全部が伝わる行為なのだそうです。

そして、手を繋ぐと良いのが、「あ、気持ちいい」と心の中で感じた瞬間、それが"手を握る強さ"となって瞬間的にダイレクトに相手に伝わるので、"身体だけじゃなく心までひとつに繋がってる感"がある点です。

ハグをする

手を繋ぐのと似たようなものですが、ハグをするのも、エッチを通じて心を満たすのに最適な手段のひとつですね。

これによって、「気持ちいい」「もっと深く濃密に繋がりたい」「大好き」の3つの気持ち全部が伝わるという点は手を繋ぐことと同様です。

また、相手の背中に回した手に力が入ったり、それこそ彼の背中に思わず爪を立ててしまうことによって、ダイレクトに「気持ちいい」が伝わることも、やはり同様。

ただ、手を繋ぐことにはないメリットもたくさんあります。
まずは、相手の体温を直に感じられること。エッチ中にハグをすると、決まって、相手の身体はすごく熱いです。かなりの熱を帯びています。こうしてお互いに相手の"熱"を感じ合うことで、「すごく興奮してくれてるんだな」とお互いに思うというのが、素敵じゃありませんか?

また、顔が接近するのも重要なポイントでしょう。先ほど、「言葉が大事なんや!」と声高に叫びましたが、ハグをして顔が接近し合うと、お互いに耳元で愛を囁きやすくなりますから、絶好のポジショニングと言えます。

キスをする

忘れてはならないのが、キス。
「キスのないエッチに、愛は存在しない」と、かつて誰かが残した明言があるかもしれません。

キスそのものに、肉体的、身体的な気持ちよさはありません。「口が性感帯です」という人はいないでしょうから。キスはもっぱら、心を満たすためだけの行為と言えます。

なんといっても、エッチ中のキスはとても濃厚です。
お互いに興奮して、気持ちが盛り上がっているので、舌だって入れ合うし、それこそ相手の口を食べちゃうんじゃないかというくらいの勢いがありますが、そうやって舌でも激しく交じり合うことで、心まで満たされていきましょう。
「遠足は、お家に帰るまでが遠足です」という言葉がありますが、ならば私は「エッチは、果ててから、眠りに落ちるまでがエッチです」という言葉を残したい。

私のほとばしる"名言残したい欲"はどうでもいいいですが、要するに「余韻」まで素敵なものになってはじめて、心満たされるエッチと呼べますよ、ということです。

彼が服を着ないでいるなら、あなたもそのままで


彼とのエッチを、余韻まで素敵なものにするためのひとつの工夫として、「服を着ないでいる」というものがあります。

これは基本的に「エッチが終わったら寒いし恥ずかしいしすぐに服着ちゃうよ~。彼はそのまんま裸で寝るけど、もうエッチは終わったし私には関係ないよ~」派の女性に向けたものですが、もしもあなたがこの派閥に所属している方なら、ぜひ、「エッチが終わったけど、彼も裸だから、私も裸でくっついちゃお♡」になることをおすすめします。

エッチが終わったらそそくさと服を着ちゃうのって、それこそ、「ヤることだけとりあえずヤった」感が強いというか、「エッチ終わったしあとはもういいよねさよなら」感が拭えないというか、この記事のテーマでもある、「身体だけじゃなく心まで満たされよう」のうち、「身体」だけを目的にエッチをしましたというニュアンスが出てしまうと思うんですよね。

これは私が個人的に思うというだけじゃなく、複数の男性からも、「すぐ服着る女は、なんか素っ気ないというかドライに感じる」という意見を聞いたことがあるのです。

実際、エッチが終わってそのまま服を着ないで、裸のまま抱き合って眠るのって、少しだけ恥ずかしいけどすごく幸せです。相手の体温、少し汗でしっとりとした肌を直に感じつつ、「繋がってる」感覚に大きな幸福感を感じて、そのままいつの間にか寝落ちする。こんな余韻で終わるエッチが、心満たされないエッチであるはずがありません。

あと、裸で寝たらそのまま翌朝もう一回エッチできるかも、と期待もできますしね(笑)。

一杯のお水が、素敵なピロートークの時間に繋がる

「彼がすぐに寝やがる」という不満を抱えた女性におすすめのテクを最後にご紹介します。
疲れていてずっと起きていられない気持ちもわからなくもないけど、余韻のなさすぎるエッチは、少し物足りないですよね。

そういうときには、ぜひ、タオルを巻いて台所に立ち、彼に一杯のお水を持ってきてあげましょう。

そうすると自然と、ベッドの上で起き上がってお水を飲みながら、少しお話をする流れが生まれます。また、お水を飲むと少しスッキリするので、眠気もちょっとは冷めてくれます。

さらに、「お水を持ってきてくれる」というとんでもない「イイ女」感に彼は感動して、
「さっさと寝るなんて申し訳ない」と、素敵なピロートークでお返ししようとしてくれるかもしれません。

一杯のお水。
たったのこれだけですが、意外にもそれが、エッチの後に素敵な余韻を残すさりげないヒントになるかもしれませんね。

では、今日はこの辺で。きっと、この記事を読んでいて自然と「あ、これやってみよう」と思えるものがあったはずです。全部やろうなんて思わなくていいので、そうやって気乗りしたものから実践してみてもらえたらと思います。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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