2020.05.26 更新

恋人になるために!男友達が見せる「優しさの違い」を理解しよう!

どうもあかりです。
よく「あの人は、たしかに良い人だけど……好きとかそういうのはないかな」と感じる瞬間ってあります。
きっとみんなもこれまで、デートを重ねて最終的に告白されたものの、お断りをしてしまった相手のなかに「友達としての優しさ」は感じるけれども、「恋人としての優しさ」は感じられなかった、という人がいるんじゃないでしょうか。

もしもあなたが片想いをしているのなら、ぜひこの「優しさ」の違いは押さえておいてほしいですし、また、もしもすでに彼氏彼女の関係でも、ちゃんとこの「友達」→「恋人」へのシフトに成功しているか、ぜひ確認をしてみてください。
「自分の場合、というか他の人もそうだと思うけど、誰もが心配したり気を遣ったりしてくれる状態で、優しさをかけてくれる人って、もちろんありがたいけれど、別にスペシャルな感情は抱かない。逆に、気づいてくれたのその人だけかもって思うと、なんかじんわり響くんだよね」(公務員/25才)


「ワンオブゼム」か「オンリーワン」か。要するに、「自分は彼にとって、その優しさをかけてあげられる多くの人間の一人か、それとも、唯一の一人か」という違いです。

そしてもちろん、「オンリーワン」になるためには、それだけ彼のことをよく知っていないといけませんね。

よくある話で、「ボタンの糸ほつれてるよ」みたいことを言われてドキッとする男子は、「ボタンの糸を見てるなんて、観察眼がすごいな~」と思ってドキッとしてるわけじゃなくて、「それだけ俺のことを見ててくれてたんだ」という他の人にはない気持ちの大きさにドキッとしているわけです。


彼氏でも、まだ片想い中の相手でも、明らかに疲れていそうなときに「大丈夫?」と声をかけてあげることも、もちろんいいと思う。

けど、「ほんのちょっとだけ、ひょっとしたら私の気のせいかもしれないけど」みたいなギリギリのところで、誰よりも目ざとく「もしかして元気ない?」と声をかけられるところが、男子が恋人に求める優しさです。

結果的に外れてしまったって、損なんてしないわけだから、「好きな人のことは私が一番知ってるはず」と自信をもって、オンリーワンを目指してほしい。
「単に優しいだけの人って、耳障りのいいことは言ってるんだけど、よくよく聞くと、無責任なんだよね。いいこと言ってるけど、それができたら苦労しねえよ……的な発言とか」(大学院生/24才)


ある知人の話です(許可もらってます)。

彼女には以前、一時的に落ち込んだ時期がありましたが、そういうときにはみんな「大丈夫?いつでも話聞くから誘って?」みたいに一応声かけてくれる。

でも、そういうのを聞いて彼女は「ずるくない?」と感じていた。
なぜなら、大変なときに相談するような関係性じゃないから。そしてそのことは、きっと相手も同じに感じているから。

みんな「心配してくれなかった」って思われないように、そして罪悪感も覚えないように「一応心配してるアピール」をしていた、と彼女は感じたのです。

実際「相談したいから、明日会えます?」みたいに彼女が返信することなんてきっと周りはみじんも期待していないし、たぶん、してほしくないとすら思ってる。むしろ「うわ、マジで来ちゃった」とか思うんだろうなって。


それよりも、落ち込んだ時期に「今から飲みに行くぞ。というか、家に迎えに行くから、ちゃんとインターホン出てね」と言ってくれるのが、彼女の親友だったり、恋人だったりしました。

そういうのが、「責任感」がある優しさだなぁと思うんです。

これはただの一つの例ですが、伝えたいことは伝わったと思います。その優しさをかけてあげる相手が、恋人であれ、好きな人であれ、そのタイミングが「ワンオブゼム」であれ「オンリーワン」であれ、好きな人に対してかけてあげる優しさは、「責任感」が伴っていなくちゃいけません。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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