2020.09.08PR

【超実践的】付き合った…んだよね?ありがちな「交際直後マンネリ」への対処法

「マンネリ」って言うと普通は「付き合ってしばらく経ったカップルに訪れる倦怠期」みたいな意味ですが、実は交際直後にも「マンネリ」に似たような時期があるって感じている人も多いと思います。

「付き合いはじめたものの、ふたりの関係がいまいち進展していない……」と感じるような行き詰まりのことですね。

そこで今回は、こんな交際直後の現象を「交際直後マンネリ」と名付け、これへの適切かつ実践的な対処法をご紹介していきたいと思います。
「交際直後マンネリ」は、まさに「ふたりの関係が進展しない」という悩みですが、「関係」というものは結局「あなた」と「彼氏」のふたりが合わさってできたものに過ぎません。

何が言いたいかというと、「関係」の構成要素である「あなた」と「彼氏」自身が変化をしないことには、ただ付き合ったからといって関係が急に進展したりはしない、なんて当然だということです。

なので、交際直後には、あなたと彼氏がそれぞれ、お互いにいろいろな面で「変化」することによって、ふたりの関係を変化、進展させていくことを目指しましょう。

愛情表現の質と量を増やす


「彼氏との関係が付き合ってからあんまり進展しないで、悩んでいます」的な女性に効果的なのは、「愛情表現の質と量を増やす」という対処法(変化)です。

付き合ってから、彼氏に対して「好き」と(交際前以上に)言ってあげるようにするだけで全然違います。

「好き」というのは、「私はあなたに近づきたい。あなたも私に近づいていいよ」というメッセージです。「近づく」というのは、物理的・精神的両方の意味でね。

たとえば彼氏からすると、彼女がたくさん「好き」って言ってくれれば、「ってことは、こういうこともしていいってことかな?こういう話をしてみてもいいかな?」みたいに、それを「距離を縮めるきっかけ」として活用してくれるはずです。

もちろん彼女だけじゃなくて彼氏の方もこの意識付けが必要なのですが、一般に、女性の方が交際直後の恋人に対する愛情表現が量・質ともに不足する傾向があります。

男性は彼女に「好き」って伝えるのがあんまり苦じゃない人が多いですね。たぶん、「自分から告白した」というのが大きいのでしょう。なので、とくに彼女であるあなたの方でこの点を強く意識しておくことが大事です。

「恋人」として大切にする行動を1つ始めてみる

交際後に、お互いが相手のことを「恋人」として大切にする行動を1つ始めてみるというのもすごくオススメです。

なんでもいいですが、「私は、この人のことが好きだからこれをやる」って自分で思えるような行動がいいですね。

たとえば分かりやすくて簡単なところからいくと、「この人と付き合うようになったから、交際前に同時並行的にデートをしていた男性を「切る」こと。

また、「この人と付き合っている間は、もう相手が誰であろうと異性とふたりきりで会うのはやめよう」みたいなのでもいいですね。

その「行動」が相手に伝わればもちろんいいでしょう。でも仮に相手には伝わらない「自分側だけでの行動」であっても、十分に意味はあります。

なぜならば、「相手のことを恋人として大切にする」ということ自体によって、「自分はこの人のことが好きだ。この人のことを大切にしたんだ」という自覚が強くなっていくからです。

実は、先ほどの「好き」などの愛情表現も、この「相手のことを恋人として大切にする行動」の一種です。「好き」って伝えると相手は嬉しいですが、それだけじゃなく自分の気持ち的にも、「この人好きだな」って気持ちが強くなりますよね。

ですが「相手のことを恋人として大切にする行動」は、愛情表現に限らず、上の例のように、自分の異性関係とか幅広い領域で実践することができるものなので、少しずつその「行動」の数を増やしていくのがいいでしょう。

ふたりで何か話し合って、一緒に同じことをし始めてみるのもいいですし、「相手のことを恋人として大切にする行動をやってみよ」とだけ言って、各自が自分なりのものを始めてみるのでもいいです。

交際をきちんと周りに宣言する

私は、交際をきちんと周りに宣言する、というのは交際直後のふたりの距離を縮めるために重要なことだと思っています。

よく、「夢を周りに語ると、叶いやすくなる」みたいに言うけど、それは「それによって『頑張らなきゃ』ってやる気が出たり、周りが応援してくれるようになるから」みたいに説明されます。そしてこれは恋愛でも同じことが言えると思うんです。

交際を宣言するというのは、それによって「周囲の中での自分のステータス」をハッキリとさせることです。

交際を宣言するというのは、「私はこの人と付き合っていますよ」とハッキリとさせることですが、(ひょっとしたら本人が意識していないレベルの心境の変化かもしれませんが)「ラブラブになってみんなからうらやましいって思われるように頑張るぞ」「恋人を傷つけたら、周りから嫌な奴って思われるかも」と思ったり、周りが応援してくれたり相談に乗ってくれるようになったりして、いろいろと交際がいい方向に進みやすくなるんじゃないかなと思うんです。

少し感覚的なお話なので「そんなの違えよ」と思う人もいるかもしれませんが、「たしかにそうかも」と思った人は、交際を始めたら周りにそのことを大声で宣言してみてください。
もちろん、交際直後の時期に一番大事なのは「デート」です。

デートがうまくいけば当然ふたりの関係は会うたびに進展するし、逆にデートが盛り下がっては、いつまでも低温な状態が続くでしょう。
交際直後のデートを成功させるコツを3つご紹介します。

「にぎやかな場所」でデートを重ねよう


付き合ったばかりのカップルって、「ふたりでじっくりと話せる場所」に行きがちです。カフェとかね。

まあ、「ふたりでじっくりと話したい」と思うのは当然のことなので、不思議なことではないのですが、「ふたりでじっくりと話せる場所」って、裏返すと「ふたりでじっくりと話さないと間が持たない場所」でもあるんです。

会話がずーっと続いていないと、気まずくなってしまうわけですね。
つまり、こういう場所でのデートって、むしろ「難易度が高い」ってことが分かりますか?

「ふたりでじっくりと話せる場所」というのは、たしかにそこできちんと話が盛り上がって話し込めればいいのだけれども、付き合ったばかりのカップルにとってはそれはとても簡単じゃありません。

だから私は、いっそ「にぎやかな場所」でのデートを強くおすすめします。
混んでいてがやがやした居酒屋とかファミレスとか、どこでもいいけど、沈黙しても気まずくならない場所、周りががやがや話してくれているおかげでこっちもついつい少し大きな声で話してしまうような場所でデートをしてみてください。

そうすれば自然と盛り上がるはずです。

「次のデートのアイデア」が湧いてくるようなデートをしよう

1回1回のデートも大事ですが、デートごとの繋がりも大事ですよね。
デートがネタ切れになって「次、どこに行こうかね……」みたいな閉塞感が出てしまうと、どうしてもふたりの交際は初速がイマイチな感じになってしまいます。

また、行くところがなくておうちデートばっかり、みたいになってしまうのも、デートと言えばネット動画を見るかエッチをするだけ、みたいな薄っぺらい関係になってしまいがちなのであまり好ましくありません。

そうならないようにするためには、「次はここに行きたいね」「行きたいお店がたくさんあるね」みたいな言葉が自然と出てくるようなデートをするのがおすすめです。

たとえばラーメン。「デートでラーメンて!ないわ~」と思った方もいるかもしれませんが、デートにおいてラーメン屋さんはとても優秀な選択肢です。

ご存知のとおり、日本中どこでも数えきれないくらいのラーメン屋さんがありますから、「○○系ってすごくおいしいね、今度も同じタイプで別のお店行ってみようよ」みたいな感じで自然と「次のデートのアイデア」が浮かんできやすいです。あとは何しろ「安い」のも継続しやすくていいですね。

もちろんラーメン屋さんに限らず、銭湯とか、カフェとか、まあいろいろありますので、ぜひふたりに合った「次に繋がりやすい」デートを考えてみてください。
「すでに釣った魚」と思われてしまうと、彼氏のあなたに対する関心は付き合った瞬間に失われてしまいません。

けど、そこで「かまってちゃん」には得策ではありません。
しかし、彼氏に「かまいたい」と思わせることは、「すでに釣った魚」と思われないためにはとても重要です。

「かまいたい」と「思わせる」んじゃなく、「思われる」ような工夫をしてあげましょう。

「両足」を突っ込むのは早すぎる


まずは、交際直後にいきなり彼氏との関係に「両足」を突っ込まないようにすることです。

「まだあなたとの交際に片足しか突っ込んでいませんよ」とこちらから伝えるでもなく彼氏に気付かせてあげられるような日常を、交際直後に続けていれば、自然と彼氏は「この子をもっと俺に夢中にさせたい!」と思ってくれて、付き合った後でも彼氏からぐいぐい来てもらいやすくなります。

片足は彼氏に、もう一方の足は仕事や趣味などなんでもいいですが、自分が「好き」と思えるものにキープ。精神的にもそうだし、自分の日常を占める時間の割合的にも、これを意識してみてください。

全部を全部、叶えてあげない

彼氏はあなたと付き合ったことで、「これをしたい」「あれをしたい」という欲望が次から次へと出てくるはずですし、それをためらいなく口に出してくるようにもなると思います。

まあ、付き合ったのですからそれは別に悪いことじゃありません。
こっちも、そんなふうに自分が求められるのは嬉しいと感じるわけですが、全部を全部叶えてあげるんじゃなくて、ほんの少しだけ彼氏に物足りなさが残るくらいのあんばいでキープしてあげましょう。

たとえば、(これは「図らずも」な形ですが)門限などの関係で、彼氏とほとんどお泊りデートができない女性というのは、かなり彼氏から飽きられにくいです。

これは彼氏側の「彼女と心ゆくまで一緒に居たい」という欲望が満たされないまま(なくなってしまわないまま)長いこと維持されていくから、というのが1つの理由でしょう。

門限なんてない人が多いと思いますが、仮にそうでも、例えばデートのときに(彼氏に「泊まっていきなよ」って言われても)なるべく終電を逃さないで帰ったりするだけでもよいと思います。

また、交際してすぐ「もう俺ん家住んじゃって、半同棲みたいにしようよ」と言ったり、それなりに恥ずかしいプレイをベッドの中で求めてくる人もいますけど、そういうときには「もっとラブラブになったらね」みたいに上手にかわしてあげるのがオススメです。

ということで今回はこの辺で。
本来であれば「交際直後」というのはふたりの関係が一番急速に近づくべき時期です。
今回ご紹介したコツを活かして、ぜひロケットスタートを切れるように頑張ってください。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

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