
同棲開始1ヶ月、洗面台に見覚えのないヘアピン→彼「気のせいでしょ」…私が"ある証拠"を出した瞬間、顔面蒼白になったワケとは
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ベッドの下で見つけた、逃れられない証拠
決定的な瞬間は、彼が出張で不在の週末に訪れました。部屋の大掃除をしていたとき、ベッドの下から小さなポーチが出てきたのです。中を開けると、女性用のヘアゴムやリップクリーム、そして見知らぬ女性と彼が写ったプリクラが入っていました。
日付を見ると、同棲を始めてからのもの。頭が真っ白になりながらも、私は冷静に証拠を写真に収めました。さらに彼のSNSを確認すると、鍵付きのサブアカウントで別の女性と親密なやり取りをしている形跡も見つかったのです。すべてを把握した私は、彼の帰りを待つことにしました。
そして...
出張から戻った彼を、私はリビングで待ち構えていました。何も言わず、ベッドの下から見つけたポーチをテーブルに置いたのです。彼の顔がみるみる青ざめていきました。「これ、何か説明してくれる?」。私の問いかけに、彼は何も答えられません。
言い訳の言葉すら出てこない彼を見て、私の中で何かが静かに終わりました。「もうここにはいられない。出て行くから」。そう告げると、彼は「待ってくれ」と縋りついてきましたが、私は振り返りませんでした。
友人の家に身を寄せながら、数日で荷物をまとめて部屋を出ました。夢見ていた同棲生活はわずか数ヶ月で終わりを迎えましたが、不思議と涙は出ませんでした。あのヘアピンに気づいたとき、どこかで覚悟ができていたのかもしれません。
今振り返ると、あの小さな違和感を見過ごさなくてよかったと思います。もっと長く一緒にいたら、もっと深く傷ついていたはず。早い段階で真実を知れたことは、つらいけれど必要な経験でした。次に誰かと暮らすときは、心から信頼できる人と。そう静かに願いながら、私は新しい生活を始めています。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























