
息子の運動会を出張と嘘をついて休んだ僕→後日、妻に見られた写真で全てがバレた話
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仕事と家庭の両立という言葉は、どちらも大事にしているようで、実は「どちらかを犠牲にしている」ことの言い換えなのかもしれません。
これは、息子の運動会を欠席してゴルフに行った僕が、その代償に気づくまでのお話です。
断れなかったゴルフ
息子の運動会を楽しみにしていて、「絶対に行くよ。かけっこみたいし」と息子に伝えていました。息子も「パパと走る」と言っていて、実際に自分も楽しみにしていたのです。
そのようななかで、ゴルフコンペの案内が来たのは、運動会の前日でした。上司に「その日は息子の運動会で」と伝えると、「家庭の事情は自分で調整しろ。この案件を落としたら来期の契約に響く」と返されました。
取引先との関係が悪化すれば、チーム全体に迷惑がかかります。妻に正直に言おうと思いました。でも「ゴルフ」という言葉を出した瞬間、すべてが終わる気がしたのです。
ゴルフでいけないとなると、「遊びを選んだ」と受け取られるに決まっている。息子の運動会に来なかった、それだけが事実として残ると思いました。
前日の夜
前日の夜、妻に「ごめん、急な出張が入った。明日行けなくなった」とLINEを送りました。打つ前に何度も文面を書き直しました。妻から電話がかかってきて「息子に何て言えばいいの」と聞かれたとき、声が震えそうになりました。
「パパお仕事だってって伝えて」その言葉を言った瞬間、自分がやっていることの醜さが腹の底にずしんと来ました。
上司にはもう参加の返事をしているし、取引先にも伝わっている。今さら「息子の運動会なので」と言えば、社内での立場はなくなる。そう自分に言い聞かせました。
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ゴルフ場で
























