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【実話】3年間続いた誹謗中傷。開示で判明した相手は、結婚式で受付を任せるはずの親友だった

コラム

SNSで発信を続ける中、匿名の悪意に苦しめられた3年間。ようやく送信者情報が判明したとき、そこには思いもよらない名前がありました。裏切りを受け止めながらも、静かに自分を守る決断をした女性のエピソードです。

届き続けた、見えない悪意

美容系インフルエンサーとして活動を始めたのは、4年ほど前のこと。日々のスキンケアやメイクの記録を投稿するうち、少しずつフォロワーが増えていきました。「参考になります」「真似してみました」そんな温かいコメントが励みになり、発信することが私の生きがいになっていったのです。

けれど、フォロワーが増えるにつれ、匿名アカウントからの誹謗中傷のDMが届くようになりました。最初は気にしないようにしていたものの、その言葉は次第にエスカレート。毎日のように届くメッセージに、私の心は少しずつ削られていきました。

つらいときに話を聞いてくれたのは、学生時代からの親友サキでした。「気にしちゃダメだよ」「私はずっと応援してるから」。その言葉に何度救われたかわかりません。

限界を迎えた日、私は動き出した

3年が経っても、誹謗中傷は止みませんでした。ついに限界を感じた私は、弁護士への相談を決意。開示請求という手段があることを知り、証拠を集め始めたのです。

ちょうどその頃、私には嬉しい出来事がありました。付き合っていた彼からプロポーズをしてもらい、結婚が決まったのです。幸せな未来が見え始めた一方で、心のどこかにはずっと暗い影が残っていました。「この誹謗中傷を終わらせなければ、本当の意味で前に進めない」そう強く思いました。

サキにもその決意を伝えると、「絶対に犯人見つけようね。何かあったら言って」と背中を押してくれたのです。

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