
「夫婦なんだから言わなくても分かるでしょ」と言われて → 私が何も言わなくなった結果
コラム
結婚して5年。夫から「夫婦なんだから言わなくても分かるでしょ」と言われ続けてきました。最初は冗談のように受け取っていましたが、次第にその言葉は、私の気持ちを口にすることをためらわせるものになっていったのです。そして私は、少しずつ、何も言わなくなっていきました。
言葉にしても否定される日々
体調が悪い日、仕事で疲れた日、些細なことでも夫に伝えようとしていました。「今日は頭が痛くて」「ちょっと手伝ってほしいんだけど」。そんな言葉を口にするたびに返ってくるのは、「そんなことで」「俺だって疲れてる」という反応でした。
夫は悪気があるわけではないのだと思います。ただ、私の言葉を真剣に受け止めてくれることはありませんでした。
「夫婦なんだから言わなくても分かるでしょ」。この言葉を何度聞いたか分かりません。でも実際には、言っても分かってもらえないのです。次第に私は、伝えることそのものに疲れていきました。
何も言わなくなった私
ある日を境に、私は夫に何も言わなくなりました。体調が悪くても黙って家事をこなし、困ったことがあっても一人で解決するようになったのです。言葉にしても否定されるなら、最初から何も言わない方が楽でした。
夫は最初、何も気づいていないようでした。私が黙々と家事をこなし、笑顔で接していれば、それで問題ないと思っていたのでしょう。でも私の中では、言葉にできない思いが少しずつ積み重なっていきました。夫婦の会話は天気や晩ご飯のメニューといった表面的なものだけになり、私の本当の気持ちを伝えることはなくなっていったのです。
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夫の変化
























