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「体調悪い」と送ったら既読スルー→「心配してくれないの?」と送ったら、返ってきた写真に固まった

コラム

1枚の写真

返信の代わりに届いたのは、写真でした。コンビニの袋を持った彼の左手。ポカリスエットと冷却シート、ゼリー飲料が袋からのぞいています。背景に映っている並木道は、私のマンションのそばの通りでした。直後に短いメッセージが届きました。「あと3分で着く」。スマホを持つ手が止まりました。返信がなかったのではない。返信より先に動いてくれていたのだと、ようやくわかりました。

そして...

玄関のチャイムが鳴りました。ドアを開けると、少し息を切らした彼が立っています。「なんで先に言ってくれないの」。思わず口をついた言葉に、彼は袋を差し出しながら「言うより来たほうが早いと思った」とだけ答えました。嬉しかった。でも少しだけ悔しかったのです。私がほしかったのは「大丈夫?」の3文字で、それがあったうえでの行動なら満点だったのに。この人はいつも、言葉をひとつ飛ばして走ってくる。でもそのずれが、ありがたくて、大好きなのです。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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