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「助っ人呼んじゃった」熱で彼を呼んだら看病に友達まで連れてくると返ってきた話

コラム

熱でぼんやりする頭のまま、手を伸ばしてスマホをつかみました。付き合って一年になる彼に、来てほしいと短いメッセージを送ったのです。ところが少しして届いた返信は、思っていたのとは違うひとことでした。

頼れる人は、彼しかいなかった

体が重くて目を覚まし、体温計を見ると39度を超えていました。1人暮らしの部屋で横になっていても心細さが増すばかりで、思いきって彼に「しんどいから来てほしい」とメッセージを送ったのです。返ってきたのは「わかった、すぐ行くね。」という言葉でした。その言葉だけで少し気持ちが楽になり、彼が来てくれるのを毛布にくるまって待っていました。

画面に届いた「助っ人呼んじゃった」

うとうとしていると、スマホが何度か震えました。画面に並んでいたのは「助っ人呼んじゃった」というひとことと、「料理上手な友達を連れていくから安心して」という彼からのメッセージでした。そばにいてくれるだけでいい。そう伝えたはずなのに、と私は同じ画面を何度も読み返しました。汗で髪が張りつき、すっぴんで部屋も散らかったまま。そんな姿を、彼以外の、ほとんど知らない人にまで見られる。そう思うと、ありがたさよりも居たたまれなさのほうが先に立ってしまったのです。

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