
好きな先輩に『この中でだれが一番かわいい?』と送った私→「正論」2通に撃沈した話
コラム
既読がついてから返事が来るまでの間に、私はマグカップを2回洗いました。やっと届いた言葉のあとで、私から送ったのは「たしかに笑」だけでした。
自分も写っている4人の写真を、私は好きな人に送りました。
友達の後押しと、よく写った1枚
相手は、同じバドミントンサークルの1つ上の先輩です。連絡は練習のことがほとんどで、たまに雑談が続く日もあります。私はいつからか、先輩の返信を練習と同じくらい楽しみにしていました。
その日は練習のあと、仲のいい友達と4人でパンケーキの店に行きました。店の看板の前で撮った1枚は光の具合がよくて、4人ともいつもよりよく写っています。
「聞くだけ聞いてみなよ」
先輩の話をしていたら、友達が笑ってそう言いました。脈があるなら、私を選んでくれるはずです。半分は冗談のふり、半分は本気でした。
「この中でだれが一番かわいいですか?」
写真に付けたのは、その質問だけです。グラスの水を飲みながら待って、既読がついたのは店を出る前でした。
間違っていないけど、ほしくなかった2通
家に帰っても、返事はまだ来ていませんでした。お茶を入れてマグカップを洗い、別の飲み物を入れて、もう1回洗いました。その間も、名前を挙げてくれる返事や、はぐらかす返事を、頭の中で順番に思い浮かべてはやめていました。
「順位つけるようなことじゃなくない?」「みんな楽しそうでいいじゃん」
届いたのは、その2通でした。間違ってはいないと思います。でも、ほしかった言葉のどれでもありませんでした。写真ごしに探りを入れた自分が、急に子どもっぽく思えてきます。
「たしかに笑」
精いっぱい平気なふりをして、私はそれだけを送りました。送ったあと、画面はそれきり動きませんでした。
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球拾いの途中で、先輩から


























