
隣人への長文を後悔した私に届いた、短い返信
コラム
「ご丁寧にありがとうございます。気をつけます」。その返信を読んだ日から、私はあのメッセージを送ったことをずっと悔やんでいました。
誰にも教えてもらえなかった日のこと
このマンションに越してきたのは、数年前のことです。引っ越しの挨拶に回りましたが、どの部屋も簡単な会釈だけで、生活のことを教えてくれる人はいませんでした。
最初の資源ゴミの日に分別を間違えて、管理人さんに注意されました。回覧板に挟まれていた用紙の存在を知ったのは提出期限を過ぎてからです。
誰かが一言教えてくれていたらと、何度も感じました。だから、次にこの階に新しい人が越してきたら、自分が知りたかったことを全部伝えようと決めていました。
打ち始めたら止まらなかった
隣の部屋に引っ越してきた人と挨拶を交わした日、「何かあったらいつでも声かけてくださいね」と伝えて、チャットの連絡先を交換しました。
その日のうちにメッセージを書き始めました。ゴミ出しのルールや管理組合のこと。「ゴミは収集日に出すのがルールで、前の日だと管理人さんに言われるので気をつけてくださいね」と打ち始めたら、あれもこれもと文章が伸びていきます。最後に「私も引っ越してきた時、何も分からなくて困りました。分からないことがあったら気軽に聞いてください」と付け加えて、送信ボタンを押しました。
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あの返信のあと
























