
買い物リストが20品超え。BBQで1度も座らなかった私
コラム
土手の上の自販機の前で、戻らない私を見つけた彼が口にしたのは「何怒ってんの?」でした。私が聞き返したのは、今日、自分が1度も座らなかったことについてでした。
「肉と飲み物だけ買っといて」のはずだったのに
付き合って2年半の彼氏から、同僚たちと河川敷でBBQをしようと誘われたのは数日前でした。私の役割は「肉と飲み物だけ買っといて」と頼まれていたはずです。
けれど前日に個人でまとめたメモには、野菜、調味料、紙皿、トング、着火剤、ウェットティッシュ、ゴミ袋と、20項目以上が並びました。当日、保冷バッグを抱えて河川敷に着くと、彼は遅れている同僚に電話をかけていました。
女性陣だけで野菜を切り、男性陣だけで火を囲む
8人での集まりは、自然と2つの輪に分かれていきました。火を囲んだ男性陣は缶ビールを開け、誰かが「肉焼くのは男の仕事」と笑いました。
私と彼女たちはまな板の前で野菜を切り始めます。同僚の彼女が「手伝いますね」と隣に立ってくれました。焼き始めると、肉を取り分け、紙皿を渡し、空き缶を集めるのも私たちでした。
途中で同僚の奥さんが「ちょっとごめんね、私もうみんなのとこ行ってきていい?」と笑顔で抜けました。私は「はい、もちろん」と返して、トングを握り直しました。

























