
「俺が夫です」と名乗った階段で、俺の両手は空いたままでした
コラム
妻にベビーカーと手さげを任せたまま、俺は先に階段を上がりました。なかなか来ないと思って戻ると、知らない人がうちのベビーカーを持っていました。それでも俺は、横に立っただけでした。
上で待っていればいいと思っていました
出かけた帰り、妻は眠った子どもを乗せたベビーカーを押し、肩には手さげを掛けていました。俺は何も持っていません。
エレベーターの前に列ができていたので、俺は階段を使うことにしました。
「上で待ってる」
そう言って先に上がり、通路で改札の表示を見ていました。妻がベビーカーをどうやって運ぶのかまでは考えていませんでした。
戻った理由も、手伝うためではありませんでした
妻がなかなか上がってこないので、階段を降りました。心配して迎えに行ったというより、遅いと思ったからです。
途中まで降りると、知らない人がベビーカーの前側を持ち、妻が後ろを支えていました。俺はその横で足を止めました。
手を伸ばせば届く距離です。それでも、すでに2人で持っているから大丈夫だろうと考え、俺は何も持ちませんでした。
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「ご家族じゃないのかと思いました」


























