
「その話し方、かわいいね」褒められた私に、隣の友人が放ったフレネミーすぎるある言葉
コラム
気の進まない飲み会に誘ってきたのは、同じ職場の同期でもある友人でした。店に入る前は私の腕を引いていたのに、男性から話し方を褒められた直後、友人は普段との違いを指摘してきました。
人数が足りないから、と頼まれて
上京して2か月。職場では標準語で話そうとしても、方言が混ざることがありました。その日、同期でもある友人から「人数が足りないから、顔だけ出して」と頼まれ、気の進まないまま飲み会へ参加しました。
店に入る前、友人は私の腕を軽く引きました。
「あとで連絡先、まとめて聞いといて」
冗談だと思って笑いました。ところが席について休みの日の過ごし方を話していると、向かいの男性が身を乗り出します。
「その話し方、かわいいね」
礼を返したところへ、隣の友人が明るい声を重ねました。
「職場じゃそんなに方言出ないのに、今日はよく出るね」
話す前に語尾を選んだ
友人の言葉を聞いてから、男性の前で方言を強く出していると思われた気がしました。そこからは、話す前に語尾を標準語へ直すようになりました。
言い換えているうちに会話へ入るタイミングを逃し、返す内容も短くなります。友人はその分よく話し、「みんなで連絡先交換する?」と声をかけていましたが、その場では誰もスマホを取り出しませんでした。
私も自分から連絡先の話を出す気にはなれず、そのまま席を立つ時間になりました。
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帰り際に出た駅



























