
図書館からの返却期限の通知に、1行だけ添え書き→「続き、入荷しました」に私は走りました
コラム
新着の棚にあった1冊
図書館に着いて、私はまっすぐ返却カウンターへ向かいました。あの日と同じ司書が立っていました。
「あの、メッセージに、続きが入荷したって」
「はい。新着の棚にあります」
司書が案内してくれた棚に、真新しい下巻が1冊ありました。誰かに先に借りられていてもおかしくなかった本です。貸出の手続きを待つ間、私はその人の名札を初めて読みました。
「ありがとうございます」
言えたのはそれだけで、なぜ私に連絡をくれたのかは、聞けませんでした。
そして...
下巻は、その日のうちに読み終えました。返却するとき、私はカウンターの横にある購入希望の用紙を初めて1枚取りました。今までは、ないなら諦めるものだと思っていました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)






























