
「お前の家貧乏なんだな」と送ってきた彼→うちの座敷で正座した理由
コラム
帰り道に届いたメッセージ
その日は実家に泊まることにしていました。昔の自分の部屋に入ると、スマホに彼からの通知が並んでいました。
「お前の実家すごすぎない?庭、旅館かと思った」
「てか、まわりの田んぼもお前んちの?」
画面をさかのぼると、少し上に「お前の家貧乏なんだな」が残っています。同じ人が、同じ家について送ってきた文面でした。
あの日と同じ言葉を、もう一度打ちました。
「古い造りなだけだよ」
すぐに既読がつき、次のメッセージが届きました。
「次いつ行く?お父さんにちゃんとお礼したい」
そして...
お礼と言われても、父が見せたのは家と庭だけです。彼が座り方を変えたのは、いったい何を思ったからだったのか。
彼はお金目的で私と付き合ったとは思っていません。でも、こんなに態度を変える姿にすこし不安を感じてしまいました。「少し考えさせて」
そう送って、スマホを伏せました。窓の外では、父がまいた水が庭石の上でまだ光っていました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)






























