
「お宅の子、乱暴ね」公園のすべり台で3度目の出来事。私は息子を信じきれなくなっていた
コラム
砂場でつぶやいた息子
砂場に座らせると、息子は黙ってスコップを動かしていました。ときどき、すべり台のほうへ顔を向けます。「行ってきていいよ」と言いかけて、やめました。また誰かを泣かせたら、と思ってしまったのです。すると息子が、砂を見つめたままつぶやきました。
「すべり台、もういかない」
私にできたのは、小さな頭をなでることくらいでした。この子を信じたい気持ちと、3度も同じ場面を見たという事実。どちらを取ればいいのか、自分でも分からなくなっていたのです。
そして...
しばらくして遊具の裏から出てきたママ友は、娘さんとお兄ちゃんの手を引いていました。ベンチには戻らず、まっすぐ砂場へ歩いてきます。
また息子が何かしたことになるのだろうか。思わず息子の肩を引き寄せました。
私たちの前で足を止めたママ友が、口を開きます。
「少し、いいかな」
その声がいつもと違うのかどうか、私には聞き分けられませんでした。息子は本当に乱暴な子なのか。彼女はいったい、何を言いに来たのでしょうか。
(30代女性・パート)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























