2020.05.11 更新

デートに消極的...そんな彼が彼女に望んでいる「たったひとつのこと」

「やっぱりデートは男性にエスコートしてもらいたい!」とお望みの女性の皆さんには大変申し上げにくいのですが、「うおお、めっちゃエスコートしたい!」と積極的に思っている男性の数は極めて少ないと言わざるを得ません。

男性がエスコートをする理由はただ一つ、「そうした方が女性が喜ぶと知っているから」です。(文化によってはそれが最低限のマナーになっている国もありますが)

女性の好みをリサーチし、それに見合うお店の予約や、レジャー施設の検索、どういう道順で回ればもっとも効率的で疲れず楽しめるのかというプランの策定に至るまで、それらの作業はハッキリ言ってかなりめんどくさいのです。
付き合う前までは一生懸命デートプランを提案してくれたけど、付き合ってからは全然提案してくれない、という現象が多発するのは、めんどくさい割に見返りが減るからなんですね(本当にごめんなさい)

かくいう僕も「企画」がすごい苦手なので、「どっかいきたいところ無い?」と言われてもピンとは出てこないので、お出かけの提案はいつも基本的に妻からいただいています。

なにせ「今度のお休みどこいく?」と聞かれて初めて「休みの日にどこかに出かけるという選択肢があることに気づく」レベルです。自分で書いていてひどいなと思いますが、本当にそうなんです。

これは家族関係や交友関係も影響しているとおもいます。

川口家の場合「家族でどこかに出かける」イベントが発生するときは、近くの映画館に行くか、海外へ飛ぶかの二択しかなかったので、気軽にどこかに出かけるという文化がありませんでした。

加えて男子校出身であったこともあり、いわゆるデートスポット、レジャー施設に行くことを知らないまま成人になってしまった人種なのです。(という言い訳です)

もしかしたら、あなたの彼氏も僕と同じ穴のムジナかもしれません。
僕は妻とよく彼女の好きな『ゆず』のライブに行きますが、僕が『ゆず』のライブにいく最大のモチベーションは、『ゆず』そのものではなく、『ゆず』を観て卒倒しそうになっている彼女を観ることにあります。

ディズニーランドに行く時の発想も全く同じで、僕はアトラクション自体にはそこまで興味がないのですが、アトラクションを全力で楽しむ妻を見てほっこりしたい、というモチベーションでディズニーランドに行きたくなります。

つまり場所はどこでもいいので、彼女が楽しそうしていればそれだけで満足なんです。これはデートに消極的な男性でも積極的な男性でも同じだと思います。
男性も女性もお互いにそうだと思うのですが、仮に自分がそこまで楽しめない場所に行っても、隣で好きな人が楽しそうにしているのを見れたら嬉しくないですか?

逆にデート中に相手が不機嫌になったりダルそうにしているのを見ると、デートに対するモチベーションが急降下しますよね。

特にデートに対してあまり主張のない男性とお付き合いしている女性の皆様にお伝えしたいのは、「あなたがごきげんに過ごせる場所ならどこでもいいよ」ということ。

ですので、あなたが行きたいところをじゃんじゃん要求してください。そして現地で思いっきりはっちゃけていただきたいのです。

僕ら男にとってはデートそれ自体の楽しさよりも、「キャーキャー」とはしゃいでいる彼女を見ることの方がはるかに楽しいのです。(川口 美樹/ライター)

(ハウコレ編集部)

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