女性

2019.03.19PR

「男を立てる女」はもう古い!今は「男から受け取る女」が圧倒的に愛される時代です

時代が変わればルールが変わる。
ルールが変われば常識が変わる。
常識が変われば役割が変わる。

僕たちの親の世代までは、女性は慎ましくおしとやかに、男性の一歩後ろを歩いて「男を立てること」が求められていました。

しかしそれは、男性が会社組織というヒエラルキーの中に組み込まれていた時代の成功法です。

今の男性たちは「会社の中で出世すること」よりも「自分らしく生きること」に目を向けています。(それは女性も同じですよね)

と、いうことは、男性たちが彼女や妻に求める「女性像」も、彼氏や夫を成功に導くことができる「女性像」も全然違うものになって来ているということ。

あなたは今、その激動の「女性像」について来れていますか?
1980年、全国に600万世帯あった共働きの世帯は、2017年に1188万世帯になり、およそ2倍に増えています。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「図12 専業主婦世帯と共働き世帯

一方、専業主婦の世帯は、同じ期間に1100万世帯から、641万世帯に減っていて、こちらはおよそ2分の1です。

つまり、ここ40年間ぐらいで完全に逆転しているのです。そしてこの傾向はどんどん加速していくことでしょう。

そして男性の平均年収はほぼ横ばいでありながら、女性の平均年収はどんどん上がってきています。

つまり少し前は「女性は家庭にいてください」と言われていたのに、ここ最近になって「女性も働いてください」と叫んでいるのが今の日本なのです。

そんな時代の中で、女性に「男性の一歩後ろ」にいながら「男を立てろ」なんて無理な要求が通るわけがありません。
昔は、男性が前を突っ走りながら、女性がそれを応援するという形が、人生をうまくいかせるために必要なパートナーシップのあり方でした。

しかし、これからは二人の足を紐で結んで、ガッチリと肩を組み、「イッチニ、イッチニ」と二人三脚で進んでいくパートナーシップが求められています。

この二人三脚に必要なことは、男性が「与え」女性が「受け取る」というサイクルを回すことです。


若い時の男性は「俺が俺が」と独善的になりがちです。一方の女性は「いえいえ私なんてそんな」と自虐的になりがち。

しかしこれは裏を返せば男性は「へへん、どんなもんよ」と自分を誇れるということでもあり、女性は「どうぞどうぞ」と人にギフトできるということでもあります。

つまり、男性の成功に必要なのは「どうぞどうぞ」の精神を女性から学ぶことであり、女性の成功に必要なのは「へへん、どんなもんよ」の精神を男性から学ぶことだ、ということです。


こういった、男性が「与え」女性が「受け取る」というサイクルが周りだすと、お互いが足りていないところが補完され、二人の幸せ(パートナーシップ)は一気に加速していきます。
と、いうことは、です。

女性が幸せになろうと思うなら、自己実現という意味においても、パートナーシップの醸成という意味においても、やるべきことは、

「彼に与えることの楽しさ」を伝える一方で、「彼から受け取ることの楽しさ」を学ぶ、という2つの軸が必要になるということです。
与えるということはつまり、見返りを求めずに相手が喜ぶことをする、ということ。

それは恋人に対してでも構わないですし、上司や同僚に対して、あるいは見ず知らずの他人や、貧しい地域に住む子どもたちでも構いません。


あなたはそういった人たちに「自ら与える姿勢」を彼に見せることができていますでしょうか?

あなたができていないことを彼氏に伝えるのは難しいので、まずはあなたが「与えて喜んでもらう」ことをたくさん経験する必要があります。
受け取るということはつまり、変に謙遜せずに、相手から与えてもらったものをそのまま受け取る、ということです。


それは物であったり、愛情であったり、お褒めの言葉であったり、とさまざまですが、「何かお返ししなきゃ!」と焦るのではなく、「ありがとうございます」と言って、ただ受け取るだけで構いません。

もう少しいうと、与えられていることに気づく能力を高めるということでもあります。

現に彼氏が付き合ってくれているということ、時間を割いて通話してくれたり、デートしてくれたりしている、という当たり前のことを「受け取る」ということが重要です。
ここまで読まれて

「な、なんだか難しことがいっぱい書かれていて、何から手をつければいいか…」

と頭がこんがらがっている人もいるかもしれません。

そこで個人的にオススメしたいのは、「与えるよりもまず精一杯受け取れ」ということ。

受け取ることが上手になったら、自然と与えることもできるようになります。


あなたは気づいていないかもしれないけど、あなたは知らず知らずのうちに与えれているものがたくさんあります。

その最たるものが「命」(そして時間)。まずは自分に与えられた命を最大限に受け取ることから初めてみてはいかがでしょうか?(川口美樹/ライター)



(ハウコレ編集部)

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