2019.08.22 更新PR

彼氏やあの人のこと本当に好き?《好き》のチェックリストと不安への対処法

こんにちは、恋愛プロフェッショナルの川口です。

ふとしたとき、恋人や気になる彼のことが本当に好きなのかわからなくなったことはありませんか?

「好きかもわからないのに付き合っていいのかどうか?」「もしかして自分は彼氏(旦那)のことが好きではなくなったのか?」こんな気持ちを抱えたままだと、未来が不安になってしまいますよね。

この記事では、そんな不安を解消するための対処法をご紹介します。

「好きかどうかわからない」という気持ちは誰しもが抱える可能性のある気持ちで、珍しいものではありません。まずは、他の人がどんな時に好きかわからなくなってしまうのか、具体的な意見を聞いてみましょう。

「自分だけじゃないんだ」と安心し、他人の事例を客観視することで、冷静に考えることができるようになりますよ。

結婚する未来が見えなかったとき

「5年付き合った彼氏に対して将来の話を持ち出してみたら、はぐらかされたんです。『この人、私と一緒にいる気ないのかな?』と思った瞬間に、好きって気持ちが薄れていきました」(29歳/広告代理店OL)

女性はアラサーになると、キャリアや出産、結婚を真剣に考え始めますが、男性には出産がないために、同じことを考えるのが5年〜10年ずれるのが一般的。

長く付き合ったカップルほど未来に対する考え方のズレが浮き彫りになるものです。「この人とずっと一緒にいる未来を想像できない」というのは、アラサーカップルならよく聞く話ですね。

一緒に寝ていてもドキドキしなかったとき

「少し前までは、抱き合って寝ている時が幸せだったんだけどね(笑)なんだろう、最近一緒に寝ていても何も感じないというか、ドキドキしなくなって。あれ?って」(25歳/理学療法士)

身体的な接触はわかりやすいですよね。特に、相手に生理的に許せないことがあると、本能は正直に反応します。

ドキドキしないということは、アドレナリンやテストステロンなどの恋愛ホルモンが出ていない証拠でもあります。

ただし、これは恋から愛に変わっていく過程でも起こること。《ドキドキしなくなった=安心感を覚えるようになった》が、必ずしも《好きではなくなった》というわけではないケースもあるので、早合点に要注意です。

会えない期間が長くても寂しくないとき

「彼が海外の出張に行った時にね、半年近く会えなかったのに、全然さみしくなかったんだ。連絡もそんなに頻繁にしてなかったし、それせいかなぁ。それまでは頻繁に会ってたのにね、不思議」(30歳/芸能関係)

ベタベタと依存しすぎるのも問題ですが、物理的に会えなくなった時に全く会いたくならないのも問題です。

上記の彼女の場合、「戻ってきても会いたいとは思わなくなっていた」とのことだったので、単純に熱が冷めたのでしょう。

一方で、会えなくても寂しくないけど《好き》という気持ちは消えない、という人もいます。

他の男性にキュンとしたとき

「我ながらどうかとは思うよ?でも、恋は突然始まるじゃない?彼のことも好きだったけど、その人にはなぜかものすごい惹かれちゃったのよ。そしたら今度は彼のほうが霞んできたってわけ」(24歳/看護師)

恋人がいるからといって他の人を好きになるのは悪いことではありません。その場合、今の恋に終止符を打ってから次に進めばいいだけです。

《一人のことしか好きになってはいけない》と思い込んでいる人は自分の浮気心を認めたくがないために、これまでの相手を嫌いになるような心理が働いてしまったりするので要注意。

猛アタックされている、もしくはその結果付き合ったとき

「婚活で知り合った人に猛アタックを受けているんですけど、まだ2回しか会ってなくて。自分は相手のことをまだ好きになっていないから、OKしてもいいものか迷ってます」(31歳/ITエンジニア)

まだ付き合っていない人に多いケースは、《アタックされている時》です。「軽い気持ちでOKしても、そのあとすぐに振ってしまったら申し訳ない」という気持ちから、ついつい悩んでしまうのです。

そういう時は思い切って「私はあなたのことをまだ好きとは思えないし、付き合っても気持ちが変わらなければ別れるかも」と前もって伝えるのも手です。

女性が、彼氏や好きな(はずの)人を好きかわからなくなる原因は、主に次の2つです。

1.恋人として付き合う意味がわからなくなったから
ドキドキしなくなった時、結婚をはぐらかされた時、会えてなくても寂しく感じなかった時、いずれの瞬間も共通している気持ちは「恋人でいる意味あるのかな?」です。「友達とかセフレもいいのでは?」と感じた瞬間に《好き》の気持ちが冷めていくことは、よくあることです。

また、恋人の理想が高い人ほど、そうなりやすい傾向が。自分の中の恋人像が固まっているために、相手がそのイメージから離れていくと、気持ちが冷めてしまうんですね。

2.恋愛の《異常な高まり期》が落ち着いたから
恋に恋するタイプは、異性からのロマンチックなお誘いやサプライズのお祝い、ラグジュアリーな体験に弱いため、その時の気分の高まりを《恋》だと勘違いしてしまいます。そのため、相手が自分の望む《恋》を与えてくれなくなった時に、「もう好きじゃなくなった」と考えるようになる傾向があります。

あなたがもし恋に恋するタイプなら、相手のことを好きになったから付き合ったのではなく、恋愛がしたかったから付き合っただけなのかもしれません。

自分の気持ちがわからないとき、本当に好きかどうかをジャッジするチェックリストを用意しました。

いくつか質問していきますので、心の中で回答しながら読み進めていってみてください。

1.仕事で忙しくて会えない相手にヤキモキしますか?

ヤキモキする:まだ好きという気持ちが残っている可能性があります。ただ、話をして決着をつけたいがためにヤキモキしている場合は、例外です。
ヤキモキしない:「会えたら会えたで嬉しいけど、会えなくても問題ない」なら好き、「なんの感情も湧かない」なら好きではないと判断してください。

2.相手が自分以外の人と真剣交際したらどう思いますか?

絶対に嫌だ:相手のことを好きだと言えるでしょう。
わからない:まだ好きではない、もしくはもう好きではないかもしれません。

3.彼氏が浮気したら別れられますか?

即別れる:もう好きではないでしょう。
とりあえず話してみる:まだ気持ちが残っているでしょう。

4.彼のことを他人になんて話していますか?

曖昧な存在:「好きかどうかわからなくなってきた」と正直に話しているのなら、まだ本当にわからない状態です。
愚痴の対象:愚痴や不平不満ばかりしか出てこないなら、そろそろお別れをしなければならないタイミングといえます。

5.相手からLINEの返信が遅くても待てますか?

待てない!:まだ好きな気持ちが強いでしょう。
あまり気にならない:日ごろから頻繁にLINEをやりとりしているあなたが相手からの返信が遅いことに鈍感になっているなら、どうでもよくなってきているかもしれません。

6.最近彼と一緒にいるとき笑顔になっていますか?

笑顔が多い:好きかそうでないかのバロメーターは表情に出ている可能性が高いです。まだ大丈夫でしょう。
笑顔が少ない:黄色信号といえるでしょう。

7.ケンカした後に話し合いができていますか?

できる:まだ関係を続けていける可能性が高いです。
できない:「話し合いしてもわかるような相手じゃない」「話し合いをしたいのに応じてもらえない」と感じているなら、別れても構いません。

8.エッチの時に気持ちよさ以外の満足感はありますか?

ある:エッチの満足度には物理的な気持ちよさとは別に、精神的な心地よさも重要です。それを感じているなら大丈夫。
ない:体は繋がっていても心が離れている気がするなら、それはお互いに気持ちが通っていない証拠です。

9.相手を見て「キスしたい」と思いますか?

思う:本能的に相手のことを受け入れているといえるでしょう。
思わない:女性は生理的に受け入れられない異性とのキスに対して抵抗を感じやすい傾向にあります。キスしたいと思わないということは、好きとはいいにくいです。

10.相手のいいところと悪いところ、どっちが多くあがりますか?

いいところ:いいところがパッと答えられる人は、普段から「どんなところが好きなのか」を見つけようとしているため、彼に気持ちが向いているといえます。
悪いところ:悪いところの方がバンバン思いつくのであれば、あなたの気持ちが彼の方に向いていない証拠だといえます。

11.言葉ではなく行動で愛情を感じたことはありますか?

ある:行動によって「わたし愛されているなぁ」と感じる瞬間がたくさんあるなら、自分の気持ちに自信が持てなくても相手のことを信用して付き合うことをおすすめします。
ない:人は言葉では嘘がつけても行動は正直なもの。彼の行動から愛情を感じないのであれば、あなただけでなく、彼側にも愛情がない可能性があります。

いかがでしたか?好きかどうかのチェックリストがたくさんあるのは、それだけこの気持ちが複雑であるからです。

ここからは、好きかどうかわからないまま付き合い続ける判断をした人と、別れを決めた人の両方の意見を聞きながら、自分はどうすべきかを考えてみましょう。

そのまま付き合い続けるのもひとつの手

「なかなか結婚を決めてくれなかったとき、このまま付き合っていくか迷ったけど、他に好きな人もいなかったからとりあえず放置してたの。そしたら一年後くらいに彼の心境が変わって、子どもが欲しいってなったのよ、ウチの場合」(38歳/派遣)

この人の場合はラッキーな事例ですが、次の恋に焦っていないのであれば、とりあえず静観するという選択もアリです。なぜなら、恋愛に集中していたエネルギーを仕事や趣味に回すことで、恋愛の方がうまく周り出すということはよくあるからです。

別れるときは良い人を演じてはいけない

「気持ちがなくなってしまったのだから仕方ないと思って、悪人になりきりました。どうして?と言われても、答えられないことがわかっていたので強行突破です。悪いことしたなとは思いますけどね」(22歳/サービス業)

人と人とが別れる時、平和には終わってはくれないことが多いです。たいていは、どちらかからの一方的な解雇通告になります。

このとき振る側は、相手に嫌われるように仕向けたり、相手が悪いような態度をとらない方が賢明です。そのほうが円満に進みそうな気がするのですが、実際にやってみると泥沼化することがほとんどです。

二度と戻らないと覚悟を決めて別れよう

別れを切り出す時にもっともやってはいけないことが、未練を残すことです。

別れた後は、連絡を取り合うことも、友達に戻ることもあってはなりません。全ての復縁の可能性を排除して別れなくてはならないのです。その可能性を捨てない限り、あなたにも相手にも、あとで絶対に後悔が残ります。

別れを切り出すなら、相手の不幸も幸せも一切願わない、他人になる覚悟を持って別れましょう。

関係を続けるべきか、別れるべきか、なかなかすぐに決断できない場合は、まだ何か心に引っかかることがあるということ。

状況は、新しい行動によってしか変化しません。この記事を読んだ中で「した方がいい」と感じたことをメモしておきましょう。そして2日以内に実際に行動に移してみてください。そうすることで、また気持ちに変化があるかもしれませんよ。

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