
2012.09.12
泣くのは弱いことではない!涙を流すことで得られるメリットとは?
仕事でのミス、恋人との大喧嘩、家族とのすれ違い。何をやっても空回りしてしまう。いっそのこと、何もかも投げ出してしまいたい。そんな辛い状況でも、泣いたら負けだと涙を流すことを我慢していませんか?
泣くのを我慢することは、ストレスをどんどん溜めていくだけではなく、あなたが知らない間に、心や体にも大きなダメージを与えてしまうのです。しかし、反対に、おもいっきり涙を流すことで得られるメリットはたくさんあります。
涙がもたらす効果を知って、泣いたあとにすぐ気持ちの切り替えができる、”泣き上手な女”になりましょう。
目次
涙を流すのにベストなシチュエーション
ちょっと疲れたなと感じたとき、おもいっきり泣いて気持ちが少し楽になった経験ってありませんか?これって気持ちの問題ではなく、ちゃんとした理由があるのです。
1.ストレスを感じることで、活発な神経(交感神経)が脳の中で働きはじめます。
2.それを落ち着かせようと、沈静させる神経(副交感神経)も慌てて働きはじめます。
3.この沈静させる神経(副交感神経)が働くことによって分泌される成分が、涙なのです。
このように、副交感神経が働いて涙を流すことによって、ストレスを落ち着かせてくれるのです。そして、この副交感神経が最も活発に働くシチュエーションというのが、何かに共感しているとき。ドキュメント、映画、小説など、何でも良いので自分が共感できる何かに感情移入してみましょう。
感動することは、脳を激しく興奮させます。それによって、いつも以上に副交感神経が働くので、泣き終わったころには心がスッキリしているはず。
涙を流すのにベストなタイミング
涙を流すのに、適したシチュエーションがあれば、タイミングもあります。
1.排卵日の前後
2.連勤後の週末
排卵日前後は、女性ホルモン(エストロゲン)が上昇しているとき。
連勤後の週末は、仕事という緊張状態から解放されたとき。
どちらも、肩の力が抜けている瞬間なので、スッと共感感情が入って涙を流しやすいタイミングなのです。
涙を流すのにベストな場所
泣くという行為は、なかなか人前ではできないものですよね。
でも、思いっきり泣くことで「涙」の効果は高まるのです。
だからこそ、思いっきり泣ける場所を選んで泣きましょう。
おすすめは、自宅のお風呂。
人間は「私は泣いている、悲しい」と認識することでより悲しみが増し、涙が出るのだそうです。お風呂場は声が反響するので、自分の泣き声を拾いやすいのです。だからこそ、泣いていることをより強く認識しやすいので涙が出やすく、泣くのにはオススメというわけです。
ぜひ泣く時は自宅のお風呂で、をおすすめします。
<涙のメリット ~その1~>リラックス効果
冒頭でも少し話しましたが、副交感神経が働いて涙を流すことで、気持ちが落ち着きます。つまり、涙には、リラックス効果があるのです。
泣いている間は、頭の中の思考が停止状態になっているので、余計なことを考えることなく、リラックスした状態を保つことができるのです。
<涙のメリット ~その2~>健康的効果
涙を流すことでストレスを抑える=ストレスホルモンを抑える、ということに繋がります。
また、涙を流すことは、さまざまな健康面にも効果があるということが、研究結果でも出てきています。
涙は、心だけではなく、体までもリラックスさせてくれる効果を持っているのですね。
<涙のメリット ~その3~>番外編
■目に映るモノを綺麗に見せる
■汚れや細菌を退治して洗い流す
■紫外線から目を守ってくれる
…などなど。
涙を流すことによって生まれるメリットって、こんなにたくさんあったのですね。
おわりに
「強い女性でありつづけたい」
そんな願望を抱いている女性も少なくはないと思います。
でも、たまには自分に甘くなっても良いのではないでしょうか?
ひとりっきりになったときにおもいっきり泣いてみるのも、強い女性の魅力のひとつだと思います。