2016.02.15 更新PR

ホントは気持ちいいのに・・・「濡れない」体質を変えることはできる?


「私、どうやら濡れにくい体質みたいなんですよね。つきあって半年たつ彼と、何度かしたんですけど、とっても感じているのになかなか濡れてこない。彼は私が彼のことを本気で好きじゃないのかもって落ち込んだこともあって。本気で好きなのに……」(22歳/学生)

知り合いから、そんな話を聞きました。「濡れにくい体質」が本当にあるのかどうかはわかりません。

ただ、セックスに慣れていないと、なかなか濡れにくいのは確か。若いのですから「そういう体質なんだ」と決めつけないほうがいいかもしれません。
でも濡れないと焦ってしまいますよね。どうしたらいいか考えてみましょう。
激しく緊張していると、喉が渇いたりしますよね。それと同じで、セックスのとき緊張
しすぎると濡れにくいということはあります。

彼のことが好きであればあるほどリラックスできない気持ちはわかりますが、抱き合ったりキスしたりする時間を長くとって、なるべくふたりでゆったりした気持ちでいることが大事です。
なるべく前戯を長くしてもらって、何度も気持ちよくなりましょう。そうしているうちに身も心も柔らかくなっていきます。

彼が挿入を急いでも、「まだ準備ができてないから、ゆっくりして」と頼むといいと思います。あなたのことが好きなら、彼だって挿入だけを急がないはずです。
冷え性の女性は多いようです。冷え性だからといって濡れにくいとは限りませんが、新陳代謝がよくない、冷えやすい、というのは健康という側面から考えてもいいことではありません。健康でないとよりよいセックスが望めない恐れもあります。

体を冷やす食べ物を控え、平熱を上げるようにしましょう。極端なダイエットも大敵。生理不順などの悩みがあるなら、婦人科医に相談して、まずは健康を心がけてください。
「今日もなかなか濡れないのではないか」と心配したり気を遣いすぎたりすると、本当に濡れなくなってしまいます。濡れないならローションを使う方法もある、と気持ちを切り替えて、彼とのセックスに集中することが大事。

とはいえ、集中するのがむずかしい、という人もいるでしょう。心配事やストレスがあるなら、彼に打ち明けて一緒に考えてもらってもいいですよね。

彼になら何でも言える、何でも話せるという安心感が、彼との信頼関係を深め、それによって「身も心も委ねる」ことができるようになれば、きっと徐々に濡れやすくなっていくはず。また、彼には「濡れている=感じている」とは限らない、ということもきちんと伝えておくといいですね。
あまり汗をかきたくないし、トイレの回数も気になってつい毎日の水分をセーブしている…そんな女性は少なくないはず。
濡れやすい女性は膣の分泌液が多いということ。
この分泌液は体内が水分不足の状態だと、必然的に量が減ってしまい、濡れない体になってしまいます。

なので、毎日定期的に水分を摂取して体が水分不足の状態を改善させましょう。
仕事であまりトイレに立てない場合は、セックスの直前にコップ一杯の水を飲むことを心がけて。
体を冷やさないように、冷たすぎない常温で飲んでくださいね。
「濡れる」というのは体の反応なので、ときに気持ちと裏腹ということもあります。
気持ちはしたいと思っていないのに、とても濡れてしまうこともあれば、逆に、彼のことが大好きなのになかなか濡れないこともあり得るわけです。

自分でコントロールできないだけに、「濡れていないから、僕のことが好きじゃないんだね」と言われたら悲しすぎます。
男性は女性の体と心をわかっていないことが多いので、そのあたりも彼にきちんと説明して、お互いにわかりあえるといいですよね。

(亀山早苗/ハウコレ)

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