完璧な避妊だけど…「必ずコンドームをつける彼」に寂しさを感じるのはなぜ?
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PR亀山 早苗
彼が避妊に積極的でないために苦労している女の子たち、多いですよね。でも、一方ではこんなふうに悩んでいる女性もいます。
「彼とつきあって8ヶ月。ふたりとも学生だから避妊には気を遣っています。
私はちゃんと基礎体温を計っているし、生理も規則的。だから生理直前の数日間は、完全に安全日だと思うんですよ。
だけど彼は『今日は大丈夫』と言っても、必ずコンドームをつけます。それも勃起してすぐ。射精にはほど遠くても、絶対にナマで挿入しないの。
それがちょっと寂しくて。愛されてないような気がするんですよね」(21歳/学生)
彼とはケンカもなく、とてもうまくいっているそうですが……。こんなとき、どう考えればいいのでしょう。
1.彼の態度は立派
「彼はエライ」と言うのは、25歳会社員の男性。
「今の状況では、万が一妊娠してもすぐ結婚しようというわけにはいかない。彼女と自分の人生をきちんと考えて避妊しているんだから、褒められるべきじゃないですか?
ましてナマで挿入しないというのは、なかなかできません。男って欲望に走るところがあるから。射精していなくても精子が混じった液は出てるから、本当は危険なんですよ」
彼が言うように、たとえ射精しなくても精子が放出されていることはありえます。数が少ないので確率的に子宮までたどりつけないことが多いだけ。
妊娠する可能性がゼロではありません。勃起したらコンドームを装着するのは正しい避妊の方法です。
2.避妊に絶対はない
いくら体調が安定していて、生理が順調だとしても、絶対的な「安全日」はないというのが医学的な考え方。排卵日でない日に排卵してしまうこともあり得ますし、精子が思ったより女性の体内で長くとどまることも考えられます。
大丈夫なはずが大丈夫ではなかったということはあるのです。彼はそのあたりまで気遣いしてくれているのでしょう。もちろん、お互いのために。
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3.それでも寂しいなら