
「さっさと帰ろうぜ」初詣デートで文句ばかりの彼...5分後に彼が「顔面蒼白」になったワケ
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彼の顔色が変わった瞬間
参拝を終え、少し休憩しようと歩いていたときのこと。ふと視線を感じて振り向くと、そこには見覚えのある姿がありました。振り向くと、私の父の姿が。母と一緒に初詣に来ていたようです。
父は彼の不機嫌な様子を今まで見ていたのか、静かにこちらを見ていました。そして彼気づいて、「娘の前で随分な態度だな」と声をかけたのです。彼は、一瞬で顔面蒼白に。先ほどまでの不機嫌な態度、私への冷たい言葉......すべてを見られていたことに気づいたのでしょう。彼は慌てていましたが、父の表情は変わりませんでした。
そして...
その日を境に、私は自分の気持ちと静かに向き合うようになりました。大切な日に寄り添ってくれない彼との関係は、本当に私が望んでいたものだったのだろうか。答えは、心の奥ではもうわかっていたのかもしれません。
数週間後、私は彼に別れを告げました。悲しさがなかったわけではありません。けれど、自分を大切にできる選択をしたことに、不思議と穏やかな気持ちでいられたのです。
新しい年の始まりに気づいたこと。それは、自分の心を大事にしてくれる人と歩んでいきたいという、素直な願いでした。今はまだひとりですが、きっとこの先に温かい出会いが待っている。そんな静かな希望を胸に、私は前を向いて歩き始めています。
(20代女性・アルバイト)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























