
「さっさと帰ろうぜ」初詣デートで文句ばかりの彼...5分後に彼が「顔面蒼白」になったワケ
恋愛
新年を迎え、初めてのデート。私は密かに楽しみにしていました。けれど、神社に着いた途端、彼の口から出てきたのは想像もしていなかった言葉で...。今回は、初詣デートで起きた出来事についてお話しします。
待ちに待った新年のデート
お正月、私は彼との初詣デートを心待ちにしていました。せっかくだからと、母に手伝ってもらいながら着物を着付け、少し早起きをして準備を整えたのです。寒さの中でも気持ちは温かく、新しい一年の始まりを彼と一緒に迎えられることが嬉しくてたまりませんでした。
待ち合わせ場所に現れた彼は、しかしどこか不機嫌な様子。「人が多いところは嫌いなんだよな」と、最初からため息まじりの言葉が漏れます。それでも私は、神社に着けば気分も変わるだろうと、前向きに考えていました。
止まらない彼の不満
神社に到着すると、参拝客で賑わう境内が広がっていました。新年らしい活気ある雰囲気に私の心は弾みましたが、彼の反応は正反対。「人多すぎだろ」「寒いし、さっさと帰りてぇ」と、次から次へと文句が飛び出します。
私が「せっかくだからおみくじ引こうよ」と誘っても、「並ぶの面倒」と素っ気ない返事。着物姿を褒めてくれることもなく、楽しみにしていた気持ちが少しずつしぼんでいくのを感じました。それでも私は笑顔を保とうと努めていたのです。
次のページへ
彼の顔色が変わった瞬間

























