
「待ち時間長すぎ」、「人多すぎ」テーマパークで文句ばかりの彼氏→隣で並んでいた男性の一言で目が覚めた
恋愛
隣で並んでいた男性の一言
夕方、最後にどうしても乗りたかったアトラクションに並んでいたときのこと。待ち時間は90分ほど。彼は「まだかよ」「まじでダルい」と声に出して苛立ちを隠しませんでした。すると、隣で彼女と楽しそうに話していた男性が、ふとこちらを見てこう言ったのです。
「あの、さっきから聞こえてたんですけど、彼女さんずっと気を遣って謝ってますよ。せっかく来てくれてるのに、かわいそうじゃないですか」。静かだけれど、はっきりとした口調でした。周囲で並んでいた人たちも何人かこちらを見ていて、うなずいている女性もいました。どうやら、彼の文句は周りにも聞こえていたようです。
彼は顔を真っ赤にして黙り込みました。何か言い返そうとしたようですが、言葉が出てこなかったのでしょう。その姿を見て、私は不思議と冷静な気持ちになっていました。ああ、周りから見てもおかしかったんだ。私が我慢し続けていたことは、間違っていなかったんだ。そう思えた瞬間でした。
そして...
その日の帰り道、彼は気まずそうに「さっきは言い過ぎた」と言いましたが、私の心はもう離れていました。一緒にいるのに孤独を感じること、楽しみたいのに謝り続けること、そんな関係を続けていく意味が、私には分からなくなっていたのです。数日後、私は「もう会わない」と伝えました。
あれから少し時間が経ち、今は友人と気軽に出かけることが増えました。あのとき声をかけてくれた男性は、きっと私のためではなく、ただ正直に思ったことを口にしただけなのだと思います。でも、その言葉が私の背中を押してくれたのは確かです。
次に誰かと一緒に並ぶときは、待ち時間すら楽しいと思える人がいい。そう願いながら、私は少しずつ前を向いて歩いています。
(20代女性・飲食業)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
























