
サプライズで訪ねてきた彼女→その数分後、僕はすべてを失った話
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見つかってしまった瞬間
話題を変えようとキッチンに立ち、飲み物を用意していると、背後で彼女が動く気配がした。振り返ると、彼女の手にはテーブルの上にあった指輪の箱。
そして次の瞬間、彼女は洗面所へ向かっていた。時間が止まったような感覚でした。洗面所から戻ってきた彼女の表情は、さっきまでの笑顔とはまるで別人のように冷たかった。
「これ、誰のもの?」その声の震えに、もう誤魔化せないと悟りました。「友達が置いていったんだ」と咄嗟に言いましたが、彼女の目は真っ直ぐ僕を見つめたまま動きません。
もう、嘘は通用しない。観念して「ごめん」と言うのが精一杯でした。
そして...
彼女から落ち着いた声で「もう終わりにしよう」と言われたとき、初めて自分が何を失おうとしているのか実感しました。引き止める資格など、僕にはありませんでした。
彼女は振り返ることなく部屋を出て行きました。一人残された部屋で、テーブルの上の箱と洗面所の用品を見つめながら、自分がどれだけ愚かだったかを思い知りました。失ってから気づくのでは遅すぎたと思います。彼女の最後の横顔が、いつまでも頭から離れなかったです。
(20代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























