
「私のおかげだよね」が口癖だった私。合コン前のLINEがバレて、立場が一瞬で逆転した話
コラム
合コンに友達を誘ったのは、人数が足りなかったからでした。それがきっかけでカップルが生まれて、「紹介してあげた」と言い続けてきました。便利なカードだったのです。そのカードが使えなくなった日の話です。
便利すぎたカード
実際、あの合コンを企画したのは、気になっていた男性と飲みたかったからです。
でも女子が一人足りなくて、「誰でもいいか」と思って彼女を誘いました。「明日の合コン、数合わせの子がいるの。同じ部署になんか地味な子いなかった?あの子だよ」と何人かの男性に言った気がします。正直、彼女のことは頭数としか思っていませんでした。
それが蓋を開けてみたら、男友達の彼と彼女がくっついていたのです。
私は、狙っていた男性に振られてしまい、内心おもしろくありませんでした。けれど、「私が紹介してあげた」と言えば彼女が気を遣ってくれることにすぐ気づきました。幹事を頼むとき、合コンの人数が足りないとき、「紹介してあげたよね」の一言を添えれば断られない。本当に便利なカードでした。
感謝されて当然だと思っていた
自分の誕生日パーティーの幹事も、もちろん彼女に頼みました。会場探しからケーキの手配まで全部やってくれて、当日は完璧でした。帰り際に「やっぱり持つべきものは友達だよね。私がきっかけを作ってあげた恩、ちゃんとわかってるよね」と言ったのは、半分冗談で半分本気。
正直、彼女が少し疲れた顔をしていたのは気づいていました。でも「断らない子だから大丈夫」と思っていたのです。あの頃の私は、彼女の優しさを「都合のいい性格」としか見ていませんでした。
次のページへ
ある日のLINE























