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『介護は嫁の仕事だろ』と命令していた義兄→義姉“じゃあ一生一人でどうぞ”と別れを突きつけた

コラム

突然置かれていた封筒

ある朝、義姉がテーブルの上にある封筒を置いたそうです。中には義姉の署名が入った別れるための書類と、短い手紙。「15年間、私なりに努力してきました。でも、もう限界です。あなたは一生お一人でどうぞ」。それだけが書かれていたそうです。

義姉はその夜のうちに、子どもたちを連れて実家へ戻っていました。義兄は慌てて電話をかけたそうですが、義姉が出ることはなかったといいます。

義兄は「なぜ何も言わなかったんだ」と憤っていたそうですが、私から見れば、義姉は何度もサインを出していました。それを義兄が受け取ろうとしなかっただけでる。長年の疲弊は、ゆっくりと、しかし確実に義姉の心を蝕んでいたのです。

そして...

手続きが終わったのは、それから数カ月後のこと。義姉は実家の近くで新しい仕事を見つけ、子どもたちと穏やかな日々を送っているそうです。

私は先日、久しぶりに義姉と会う機会がありました。そのとき義姉は、以前よりずっと柔らかい表情をしていたといいます。「自分の人生を取り戻した気がする」と静かに語る義姉の姿に、私は胸が熱くなりました。

一方の義兄は、一人暮らしを始めてから家事の大変さに直面しているとのことです。今さらながら義姉のありがたみに気づいたようですが、すべては後の祭りでした。

(30代女性・教師)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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