おしゃれと恋で もっとかわいく - ハウコレ
SP用検索ボタン
メニューはこちら

「人を見る目がなかった」あいつの彼女を否定した俺が抱えていた、誰にも言えなかった後悔

コラム

あいつの彼女を見て、つい口にしてしまった言葉。それは彼女への評価ではなく、過去の自分への苛立ちでした。

見た目で選んだ結婚

俺には、20代後半で結婚して2年で別れた過去があります。元妻は誰もが振り返るような容姿の人でした。周囲に「すごいな」と言われるのが誇らしくて、自分がいい男になったような気がしていたのです。

でも暮らし始めてすぐ、何もかみ合わないことに気づきました。会話が続かない。価値観が合わない。「一緒にいて楽しい」と一度も感じないまま関係は終わりました。

俺は見た目だけで人を選んだ。その事実を受け止めるのに、何年もかかりました。だからあいつがふっくらした体型の彼女を連れてきたとき、つい「もっといい子いるでしょ」と言ってしまった。

見た目で人を選ばない男が、俺には信じられなかったのです。

信じたくなかった

あいつに「彼女のこと、本当に好きなの?」と聞いたのは、確認したかったからです。「まあ、外見は気になるけど」という答えを期待していた。

そう言ってくれたら、俺が過去にしたことも「誰だって同じだ」と思えるから。

でもあいつは答えませんでした。答えに詰まるあいつを見て、「ほらな、やっぱり引っかかってるんだろ」と思いました。「恥をかくだけだぞ」と言ったあの日の同期と、俺は同じことをしていたのかもしれません。

自分ができなかったことをする人間を認めたくなくて、揺さぶりをかけていたのです。

次のページへ

100個という重さ
  • X
  • Line