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彼女が深夜に送ってきた長文メッセージで、俺は自分の話し方の癖を初めて知った

コラム

大事な話は声で伝えるべきだと信じていました。でも深夜のスマホに届いた彼女の言葉を読んで、俺が「伝えていた」と思っていたのは、ただ一方的に話していただけだったと気づいたのです。

電話のほうが誠実だと思っていた

「大事な話をメッセージでしないでくれ」。俺の口癖でした。文字では温度が伝わらない、誤解が生まれる。だから大事なことは声で伝えるべきだ。本気でそう思っていました。

彼女が何か言いかけると「ちゃんと電話で話そう」と切り替える。電話では自分の考えを順序立てて話す。彼女が「うん」「そうだね」と相槌を打つ。それで話し合いが成立していると信じていたのです。彼女の「うん」が同意ではなく、諦めだったことに気づいていませんでした。

俺のペースだった

振り返れば、電話の主導権はいつも俺にありました。俺が話し始め、俺が論点を整理し、俺が着地点を決める。彼女が口を開くタイミングでは、もう話がまとまっている。「それでいいよね?」と確認するとき、彼女はいつも少し間を置いてから「うん」と答えていました。あの間の意味を、考えようとしなかった。

同棲を始めてから家事分担の話も、俺の中では解決済みでした。電話で「じゃあ俺はゴミ出しと風呂掃除やるよ」と言って、彼女が「うん」と答えた。終わり。でも彼女の中では、終わっていなかったのです。

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深夜の長文
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