
「いつも旦那さんが料理。奥さん何してるの」と噂→真実を知って恥じた理由
コラム
後から知ったこと
同じフロアの奥さんから教えてもらいました。隣の奥さんは難病を患っていて、長時間立ちっぱなしでいることが難しいのだと。調子のいい日もあれば、ほとんど動けない日もある。見た目にはわからないからこそ、誤解を招きやすい病気だと。
「奥さん何してるの」と笑いながら言い合っていた言葉が、胸の奥にじわりと沁みてきました。見えていなかっただけで、彼女はずっとそこにいた。私の目に届かない場所で、毎日を懸命に過ごしながら。
そして...
翌朝、廊下で奥さんとすれ違いました。「おはようございます」と声をかけると、彼女は柔らかく微笑んでくれました。私はとっさに「いつもいい匂いがしますよ、お料理」と言いかけて、やめました。のんきなことを言える立場じゃない気がして。
見えないものを見えないままに、見えることだけで人を量っていた。その浅さに、ようやく気づいた朝でした。
(30代女性・専業主婦)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)

























