
保護者に「うちの子、何か変じゃない?」と言われた日から、私はずっと後悔していた
コラム
言えなかった言葉
スクールカウンセラーも交えて専門機関での検査を勧める話し合いをしました。でも私は「しっかり見ています」と言いながら、ずっと自分の中だけに留めていた。検査結果が出るまで、あの廊下のことを何度も思い返しました。喉の奥が詰まるような感覚が、その間ずっと続いていました。
そして...
結果出てからお母さんが来室しました。診断名を聞いて私が「そうでしたか」と言うと、お母さんは少し泣きました。「先生も気になっていたんですか」と聞かれたとき、「ずっと気になっていました」とだけ答えました。
「変じゃない?」という言葉に傷ついていた私は、あの言葉がお母さんの怖さから出たものだと、そのときやっとわかりました。私が「変」という言葉を気にしていた間、お母さんも同じくらい怖かった。もっと早く話せていたら、どうだったのか。その問いは今も残っています。
(30代女性・教師)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























