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打ちかけた「スポーツドリンク買っていく」を誤送信した俺。焦って返した先に、彼女の笑顔があった話

コラム

いっぱいになったカゴと、追いつかない言葉

店内を回りながら、スポーツドリンク、ゼリー、保冷剤。熱の時に彼女が何を欲しがるかを考えてカゴに放り込んでいったのです。

会計を待つ間に、送ってしまった返信をさかのぼりました。自分で見ても、これは冷たいと思われても仕方がないやりとりです。ちゃんとした文章で「すぐ行くから待ってて」と送ればよかった。でも、今さら長い文を送るよりも、駆けつけるほうが先だと思い直しました。

そして…

ドアを開けた彼女は、少し赤い顔をしながらも、笑っていました。「メッセージは下手だけど行動は早いね」。その言葉に、張り詰めていたものがすっと抜けていったのです。

文章を組み立てるのは、今も本当に苦手です。長い説明をしようとすると、かえって言葉が詰まってしまう。それでも、心配な気持ちだけは足を動かす力に変えられる人でありたいと、この夜にあらためて思いました。彼女の風邪が治ったら、次はちゃんと「大丈夫?」と先に送れるように、少しずつ練習していきたいのです。

(20代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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