
「恥ずかしい」が反射で出る僕に彼女が次々持ちかけた「お揃い」。折れて出した妥協案で起きた変化
コラム
僕はお揃いグッズに憧れる気持ちは、正直よくわかりませんでした。男友達に冷やかされるのを想像しただけで、無理だなと思っていたのです。ところがある夜のメッセージで、その認識を少しだけ改めることになりました。
反射で「恥ずかしい」
夜、彼女から「お揃いのもの買わない?」とメッセージが届きました。読んだ瞬間、考えるより先に指が動いていました。「恥ずかしい」。送ってから、もう少し言葉を選べばよかったかと一瞬思いましたが、本音だから仕方ないとも思ったのです。お揃いに憧れる男子はあまり聞いたことがありません。イジられるから即答してしまいました。彼女が落ち込んでいないか少し気になりましたが、嘘をつくよりはいいだろうと自分を納得させたのです。
続いた交渉
ところが彼女は引き下がりませんでした。次に届いたのは「ペアルックは?」。これはもっと無理です。「無理」と返しました。続けて「靴下は?」と来たので、少し考えました。靴下なら誰にも見えない。「見えないなら」と返したのです。そこからが意外でした。「スマホケースは?」「見える」、「キーホルダーは?」「カバンの中なら」。やりとりを重ねるうちに、自分が嫌だったのは「お揃い」ではなく「見られること」なんだと、なんとなく自覚していきました。
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「まあ…」と返した瞬間























