
友達の恋を一度止めた私が、グループに言えずにいたこと
コラム
SNSを見ていたら、見覚えのある顔が流れてきました。友達が告白しようとしている、あの人です。けれど写真の隣には、恋人らしい女性が寄り添っていました。私はその投稿を、何度も見直しました。
共有ノートに並んだ、応援の言葉
共有ノートには、友達の「思い切って告白してみようと思う」という書き込みが残っていました。ほかのふたりは、もう応援の絵文字を並べています。このまま流れに乗れば、友達は告白して、傷つくかもしれない。かといって、みんなが見ている場所で「相手には恋人がいる」と打つのは、彼女を二重に追い詰める気がしました。
「保留」と打った、本当の意味
だから私は、友達の相談を「保留」の欄へ移して、グループにこう打ちました。「その話、ひとまず保留にしておくね」。応援の流れを、ひとまず止めたかったのです。本当は、すぐに個別で伝えるつもりでした。それなのに、チャットを開いては閉じ、書きかけては消すことを繰り返していました。言葉を選んでいるのだと自分に言い聞かせて、いちばん大事なことを先延ばしにしていたのだと思います。
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一行を送るまで、ためらい続けて


























