
「また同じのにしたんだね」と言われた俺が、次に選んだもの
コラム
話せなかった理由
3回目の挨拶を終え、彼女と縁側に座っていると、「お菓子、また同じのにしたんだね」と言われました。
俺は「うん、喜んでくれてるから」と答えました。嘘ではありません。でも、最初の失敗には触れませんでした。
確認不足だったことを知られるのが恥ずかしく、今さら説明するのも不自然に思えました。その結果、彼女には何も考えず同じものを選んでいるように見えていたのだと思います。安全な品を選ぶことに集中して、選び続ける理由を伝えていませんでした。
そして...
帰りの電車で、俺は手土産を調べました。次は少し違うものを選びたいと思う一方で、自分だけで判断することにはまだ不安があります。
必要だったのは、失敗を隠して同じ箱を買い続けることではありませんでした。彼女に事情を話し、母親が食べられるものを一緒に確認すればよかったのです。
次の挨拶までには、最初の手土産で確認を怠ったことを話すつもりです。そのうえで、彼女と一緒に別の品も探したいと思います。同じものを選ぶ安心に逃げず、選んだ理由まで言葉にしたいです。
(30代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)



























