
「これ、誰の領収書?」と聞かれて、俺は三日前の自分の怠慢に気づいた
コラム
後輩の送別会で預かった領収書を、俺はスーツの内ポケットに入れたまま忘れていました。妻が毎週スーツをクリーニングへ出してくれていることも知っていました。3日後、テーブルに置かれた紙を見て、妻を不安にさせていたと気づきました。
預かったまま忘れた領収書
本業の繁忙期と、後輩の送別会の準備が重なっていました。俺は幹事として会場を予約し、参加者の会費もまとめていました。
会の終わりに、後輩から経費精算用の領収書を預かりました。なくさないようにスーツの内ポケットへ入れ、そのまま存在を忘れました。
妻が週末にスーツをクリーニングへ出してくれることは知っています。ポケットの中身も確認してくれます。それなのに、領収書の話をしないまま仕事へ戻りました。
妻の変化を見過ごした
その週は帰宅が遅く、妻と夕食を取る日も減っていました。家へ戻ると、妻は自分の食器を片づけ、会話も短く終わります。
普段と違うことには気づいていました。ただ、仕事が落ち着けば元に戻ると考え、理由を聞きませんでした。自分が疲れていることばかり優先し、妻が何を抱えているのかを考えませんでした。
領収書の存在を思い出さないまま、俺は「今日も遅くなる」とメッセージを送りました。妻には、その連絡も疑いを増やす材料になっていたのだと思います。
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テーブルに置かれた紙
























