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勧めたお店を「たいしたことないね」と笑う友人→私が気づいたこと

コラム

帰り道

食事を終えて店を出ました。駅まで並んで歩きながら、友人は最近観たドラマの話をしていました。私はうなずきを返しながら、頭の中ではあの一言がずっと繰り返されていました。

改札の前で「ごちそうさま」と手を振って友人と別れました。ホームに立って、ようやく引っかかっていたものの正体がわかりました。おいしいと思ったから誘った、それだけのことなのに、友人に「おいしいね」と言ってもらえなかったことがこんなに苦しい。

服を選ぶときも、旅行先を決めるときも、私はいつも友人の返事を待ってから安心していたのだと気づきました。友人の「いいね」がなければ、自分の選択に自信が持てなかった。

そして...

数日後、1人であのイタリアンに入りました。同じカルボナーラを注文して、一口食べました。おいしい。やっぱりおいしいと思いました。

友人に認めてもらいたかっただけでした。でも「おいしい」は私が感じたもので、誰かにうなずいてもらわなくても消えたりしないものでした。お店の人に「おいしかったです」と伝えて、席を立ちました。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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