
10日返せなかった親友へ、やっと会おうと送った理由
コラム
「一度会えない?」の通知に、私はすぐ返信できた
10日目、母の容態が落ち着いた日に、彼女から短いメッセージが届きました。
「一度会えない?」
私は「ごめん、遅くなって。話せる?」とすぐ返しました。カフェで向かい合った彼女に私は「ちゃんと書きたくて、送れなかった」と切り出しました。「母が急に倒れて、入院してる」と続けたとき、彼女は「気づけなくてごめん」と口を開きました。謝るのは私のほうでした。
そして...
黙って背中を撫でてくれる時間の合間に、彼女は共通の知人から古い写真の話を聞いていたと知りました。私が別の友人と楽しそうにしていたのは、去年の集まりの1枚だったのに、それが最近のことのように伝わっていたそうです。会えない時間に彼女は勝手に距離を感じ、私は勝手に返信のハードルを上げていました。誰かに頼るのが苦手なのは、いつも私のほうだったのだと、あの席で気づきました。
(20代女性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)

























