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「私と別れたいの?」と泣いた私が、彼のプレイリストを勘違いしていた話

コラム

玄関先で泣いて聞いた私に、彼が返した最初の言葉は「違うよ。むしろ逆」でした。想像していたどの結末とも違う理由が、彼の口から語られました。

音楽アプリに残った彼の再生履歴は、別れを歌った曲ばかりが並んでいました。

フォロー中の彼が聴いていた曲

私と彼は同じ音楽アプリを使っていて、お互いのプロフィールから最近聴いている曲がわかります。付き合って2年、彼のプレイリストにはロックや洋楽が多く、明るい選曲が続いていました。ときどき私の好きなバラードが混ざっているのを見つけて、こっそりうれしくなっていたくらいです。それが2週間前から、失恋の名曲ばかりが並び始めたのです。

更新されていくリスト

更新のたびに、別れをテーマにした曲が増えていきました。私は仕事の合間にプロフィールを開いては、追加された曲名を確認していました。数日経ったころ、思い切って「最近、暗い曲ばっかり聴いてるよね」と送りました。返ってきたのは「そう?あんまり気にしてなかった」だけでした。返信の短さが、私の想像を押し広げました。ほかに好きな人ができたのかもしれない、私に話す前に1人で結論を出しているのかもしれない、と。

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彼の部屋の玄関で
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