
彼女の依頼を未読のまま紙へ印刷していた私が、机の前で頭を下げた理由
コラム
机の前で聞かれたこと
彼女が席まで来て、「私のメッセージ、読んでもらえてますか」と聞きました。いつもより硬い口調で、長く気にさせていたことが分かりました。
「後回しにしているわけじゃないんです」
説明だけでは伝わらないと思い、引き出しから紙の束を出しました。日付順に並んだ依頼と、余白につけた赤い印を見せ、通知メールから印刷していることを話しました。
以前の失敗を知られたくなくて、説明を避けていたことも伝えました。
「先に言えばよかったです。ごめんなさい」
彼女が紙の日付を確認する姿を見て、自分の方法を隠した結果、仕事を軽く扱っているように見せていたのだと分かりました。
そして...
今は依頼が届いたら、最初に「確認します」と返しています。そのあとで通知メールを印刷し、これまでと同じように赤い印をつけながら作業します。
紙で確認する方法を続けるにしても、変えるべきだったのは、相手に何も伝えないまま進めることです。
机の引き出しには、今も彼女からの依頼が日付順に並んでいます。以前との違いは、どの依頼にも、チャットで確認の返信をした記録が残っていることです。
(20代女性・経理事務)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)




























