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先輩に「分かった」と返し続けた私が、会議室で答えたこと

コラム

会議室へ呼ばれた私は、先輩から自分の返信を見せられました。短いほど仕事が早く見えると思っていた言葉は、並べてみると、別の意味に読めました。

送信ボタンを押す前、私は丁寧に書いた返信を消し、「分かった」という短い言葉へ変えていました。

短いほど仕事が早く見えると思った

私はこの春に配属され、営業事務の先輩から仕事を教わっていました。業務の指示はチャットで届きます。「会議資料の修正、明日までにお願いね」最初に打った返信は、「承知しました。明日までに修正します」でした。しかし、これでは長すぎる気がしました。先輩は作業を頼んでいるだけなのだから、内容を理解したと早く伝えるほうがよい。私はそう考え、文章を消しました。代わりに送ったのは、「分かった」です。私の中で、チャットは人と話す場所ではなく、仕事の内容を残すメモのようなものでした。口頭では相手に合わせて敬語を使いますが、チャットでは用件が伝われば十分だと思っていたのです。

軽く見えていた確認

資料の期限を確かめるときも、私は短さを優先しました。「先輩、資料の修正って明日までにやればいいよね?」送った時点では、確認したい内容は伝わっていると思っていました。先輩からは、「そうです。よろしくお願いします」と丁寧な返信が届きました。それでも私は、その文面に合わせることなく、「分かった」と返しました。仕事の返信は短いほど、迷わず判断できる人に見える。早く返すほど、仕事ができると思ってもらえる。そんな思い込みがありました。先輩の指示にはすぐ対応し、期限も守っていたため、言葉遣いまで問題にされるとは考えていませんでした。

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