6000ポイントで払った夕食を0円と思っていた俺、「じゃあ私が6000ポイント出した分は?」に詰まった話

コラム

妻から求められた3000円に納得できなかった俺。妻の理屈は分かっても、割り勘を求める感覚だけは最後まで自分のものになりませんでした。

0円で食べたつもりだった夕食

結婚2年目の妻と、外で夕食をとった帰りでした。俺たち夫婦は普段、外食代を半分ずつ出しています。この日の会計は6000円で、妻がポイントでまとめて払ってくれていました。「今日のご飯、半分お願い」振り向くと、妻は当然のような顔をしていました。俺は正直に返しました。「え?ポイントで払ったのに?」俺の感覚では、あの夕食は2人とも0円で食べられたはずでした。それなのに3000円を渡したら、0円だったはずの食事が俺だけ3000円になる。そんな気がしたのです。

「じゃあ私が6000ポイント出した分は?」

リビングに移ってからも、話は続きました。「店に6000円払ってないよね?」「それで俺から3000円取ったら、君だけ現金3000円増えるじゃん」俺は自分の言い分に自信がありました。実際、自分のポイントで妻に何か買ったとき、お金を求めたことは一度もありません。けれど妻の質問に、俺は初めて答えるまでに間が空きました。「じゃあ私が6000ポイント出した分は?」買い物を重ねながら、妻がこつこつ貯めてきたポイント。そこまで考えたことがなかったのです。それでも口から出たのは、いつもの感覚のままの言葉でした。「ポイントって、おまけみたいなものでしょ」

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