
送る前に7枚撮り直していた俺が、彼女に見せたくなかった席の相手
コラム
友人が上げた、直していない1枚
返ってきたのは「後ろのガラス、誰か映ってるね」の一言でした。既読をつけたまま、俺は文を打っては消していました。今頃あの写真を何度も広げているのだろうか。書きかけの言い訳だけが長くなり、結局は全部消して通話をかけました。3回鳴らしても、つながりませんでした。そのすぐあと、友人が同じ席の写真をグループチャットに上げました。角度も明るさも直していない1枚です。消してくれと頼めば、なぜ困るのかを聞かれます。頼まなければ、彼女の画面にそのまま届きます。俺はどちらも選べず、通知の数だけが増えるのを見ていました。
そして...
「元カノがいる席だって、言えなかった」と送りました。怖かったのは、彼女に怒られることではありません。本当のことを話して、それでも信じてもらえなかったときのことです。先に写真を送っておけば疑われないと計算していたことまで、隠さずに書きました。返事はまだ来ていません。
(20代男性・システムエンジニア)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
























