
同期の方言を褒められたとき、私が余計な言葉を重ねた理由
コラム
人数が足りないと言って同期を飲み会へ連れ出したのは私です。男性から彼女の話し方を褒める言葉が出た直後、私は普段との違いを口にしました。自分が3年かけて消してきたものを、彼女は褒められていたからです。
自分の話し方を直してきた3年
上京して3年、私は地元の言い方が出るたびに直してきました。会話の途中で聞き返されたり、話し方を笑われたりするうちに、職場では標準語を使うのが当たり前になっていました。
その日の飲み会は人数が足りず、同じ職場の同期でもある友人を誘いました。彼女なら初対面の人とも話せると思っていたのも理由です。
店に入る前には、
「あとで連絡先、まとめて聞いといて」
と頼みました。自分から男性陣へ聞くより、彼女に任せたほうが楽だと考えていました。
褒められた言葉に重ねたもの
彼女が休みの日の話を始めると、地元の言い方がいつもより多く混ざっていました。向かいの男性が、それを聞いて言いました。
「その話し方、かわいいね」
そのとき、私が3年かけて直してきた話し方を、彼女はそのままで褒められているように見えました。そこで余計なことを言いました。
「職場じゃそんなに方言出ないのに、今日はよく出るね」
彼女の返事は、その後、短くなりました。標準語へ直してから話しているのも分かりました。
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連絡先を聞く役まで任せていた



























