
ドタキャン3回目の友人から届いた長文の言い訳。返信の代わりに、私は集合写真を1枚だけ送りました
コラム
文字を1つも打たずに
家に帰ってから、私はもう一度あの長文を開きました。読み返すほど、返す言葉を選ぶことがばかばかしくなっていきます。言い訳に言い訳で応えるのはやめよう。そう決めて、私は文字を1つも打たずに、あの集合写真だけを送りました。あなたが軽く扱ったのはこれだけの人数の時間で、あなたが来なかったのはこんなに楽しい席だった。言葉にすれば長くなるその全部を、1枚に任せることにしたのです。既読はすぐにつきました。返事は来ないまま、私は画面を伏せました。
そして...
数日後、彼女から短い文が届きました。「ほんとうはあの日、仕事じゃなかった。2回も断ったあとで、どんな顔をして行けばいいのか分からなくなってたの」。はじめて言い訳ではないものが届いたのだと思いました。私はメッセージだけ返しました。「今度のお店、当日に1人増えても大丈夫なところにしてあるよ」。次の予約画面の人数の欄は、4名のままにしてあります。待つのをやめた代わりに、増えたら喜べる形だけを残しました。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























