「私たち付き合ってるの?」が言えない人へ。曖昧な関係を終わらせる質問
コラム
PR川口美樹
ハッキリしない関係に悩んでいるなら「私たち付き合ってるのかな?」って聞けばいいじゃないか、と周囲の人は言うでしょう。でもそれができる人は、さっさと本音を聞いて解決しているはず。
この記事は「いや、だからそれが聞けないから困ってるんだよ」という人に向けて書きます。
きっとあなたがそれを直接聞くことができないのは、「もし、相手がそう思っていなかったとしたら」困るからではないでしょうか。
彼のことは好きだし一緒にいたいのだけど、もし他にも候補がいたら、あるいはすでに彼女がいたら、あるいはそこまで好きじゃなかったら、今の関係が崩れてしまう。
そう思うと切り出すに切り出せない、そんな思いでモヤモヤしているんじゃないかと思うんです。そこで、あなたの頭の中を整理するためにも、男性側が何を考えているのか、そこからみてみましょう。
はっきりしない男性の頭の中4パターン
1:実際に付き合うのはめんどくさい
たまにデートするぐらいなら心理的・経済的な負担も少なく楽な気持ちでいられるから、正式にお付き合いしてカップルになることを嫌っている場合があります。
真剣に恋愛するつもりはないけど女の子とは遊んでいたい、だから付き合っているのかどうかをはっきりさせずに今の関係を維持したい、そういう心理ですね。
こういう人はよく「まだ完全に好きじゃないから」という言い訳をしますが、完全に言い訳です。
2:恋人はいるけど、うまくいっていないからキープしている
要するに浮気ですね。あなたにその事実をあかしているならまだマシですが、隠していると厄介ですね。人によっては実は既婚者でした、なんてケースもあるので要注意。
現在のパートナーの関係性が思わしくなく、あなたとだったら安心していられる。そう思われているのかもしれません。
3:好きなんだけど、その気持ちを伝える勇気がない
彼もあなたのことが好き、あなたも彼のことが好き。あとはどっちが切り出すのか、という状態。
男性からの告白の言葉を欲している女性は多いようですが、恋愛に自信のない男性ですと、「もし万が一嫌われてしまったら」と思うと一歩踏み出す勇気が出ないものなんです。
4:とっくに付き合ってるものだと思っている
これが一番ほっとするケースですね。「何回もデートしてるし、体の関係もあるんだから、イチイチ言わなくてもわかるよね」と本気で思っている人はいます。
あるいは変なプライドからか、「言うのが恥ずかしい・ダサい」と思っている人もいるかもしれません。
相手がどう思っているのかを一発で判別する質問
あなたが気になっている彼は、上記4つのパターンのうちのどれか、あるいは複数が当てはまるのではないかと思います。思い当たるフシがあった人もいるでしょう。
「彼はこのパターンだな」とわかってもわからなくても構わないのですが、問題はそのあとのあなたのアクションです。
どう行動するのかによって相手の反応が変わるので、怖い気持ちはわかります。しかし、どこかではハッキリさせなくてはいけません。
そこで私からあなたに一つ提案です、実際に会った時に次の質問をしてみてください。
「もし私があなたとちゃんとお付き合いしたいって言ったら、どう思う?」
この質問のポイントは「まだ付き合っていない前提と、もしこうなったらという仮定で話している」ということです。仮定の話なので、この質問をしても今すぐに彼との関係が壊れることはありません。
そして「まだ付き合っていない」と言う前提条件によって、上記のパターンごとに次のような反応に別れるはずです。
反応ごとの対処法
・1と2:明らかにめんどくさそうな雰囲気なるか、会話をはぐらかそうとする。
・3:一瞬戸惑うも、照れるか嬉しそうな反応を見せる
・4:「え?俺たちまだ付き合ってなかったの!?」と驚かれる。
1と2の反応をされたら、残念ながら彼があなたに本気になることはほとんどないと思います。失礼を承知の上申し上げると「都合のいい女」です。あなたがそれでも構わなければその関係を維持しましょう。
3の反応なら、嫌われる心配もないでしょうから、あなたから告白してあげてください。それが彼の勇気になります。
4の反応だったら、「正式に告白してほしい」ときっちり相手に伝えましょう。それでも相手が渋るようでしたら、この場合もあなたから正式に告白しましょう。大事なのは彼氏のYESを取ることです。
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