「俺のダメなところ」を彼女が受け入れてくれた瞬間、彼氏はもう一度恋に落ちる
コラム
PRひとみしょう
男子は女子の前で見栄を張っているとよく言われるけれど、どれくらい見栄を張っているのかといえば、女子が男子の前で「女子っぽくしなくっちゃ」と思って女子っぽくするくらいです。
たとえば姉妹でケンカしているところとか、男の話をゲスくしているところを、女子は男子に決して見せないように、また、そういうのが男子にバレないようにするのと同じように、男子は女子の前で見栄を張ります。
■もともと持っているものを隠す女子と、何も持っていないことを隠す男子
女子がゲスいところを隠すというのは、「女子が本来持っている」ゲスさを隠すということ。
対して男子は「何も持ってないことを隠す」ために見栄を張ります。
女子はもともとその性格の中にゲスさを持っているものの、男子は何も持っていないんですよね。無、です。無。
「無」が女子にバレたら「なに?この男。わたしが想像していたものを<なにひとつ>持っていないじゃない。こんな男子となんか付き合えないわ」と思われるのを恐れて見栄を張ります。
もともと持っているものを隠すというのと、何も持ってないことがバレないように隠すというのとでは、同じ「隠す」であっても大違いですよね。
■男子はみずから撃沈してきた
男子は「何も持っていない」から、つねに不安です。生きているだけで不安です。
高校生くらいから、男子は「俺、何も持っていない」と自分でわかっています。女子が「恋愛というのはおよそこういう感じのことである」とわかっているのに対し、男子は何もわかっていません。ただただエッチに興味がある(エッチにしか興味がない)わけです。
女子が「今はおとなしくきちんとすべき時だ」とわかっているのに対し、男子はふざけて先生に怒られました。社会人になっても同じです。
25歳くらいの女子が会社で、上司の意図を汲んでうまく立ち振る舞っているところを、男子は空気が読めずいろんな意味でみずから撃沈してきました。